「資源。資産」。TCGにおいては「対戦中、現在使用出来る戦力」または「デッキ構築で使えるカードとカード入手に使えるジェムや資金」的な意味合いで使われることが多い。
対戦中の場合、ゲームにもよるが「カードを使用するのに必要な要素(手札、マナ、デッキ構築によっては墓地や山札)」を指す。
例えば手札やマナが豊富で好き勝手出来る状態を「リソースが多い/豊富」と言い、反対にゼロに近い状態を「リソースが少ない/枯渇」と言う。
「自分のリソースを如何に増やし、相手のリソースを如何に枯渇させるか」というのが対戦の基本概念のひとつとなる(リソースが枯渇した相手は為す術が無く負けるしかない為)。
リソースを増やす効果はドロー(キャントリップ)やマナブースト、減らす効果はハンデスやランデス等が挙げられる。MtGやデュエマではバトルで相手のクリーチャーを倒す行為も相手の手札を消費させているのでリソース削りになる。
一方例えばWIXOSSではバトルで負けたシグニ(クリーチャー)はエナ(マナ)となる為、リソース削り度合いが低い。また、WIXOSSやデュエマでは相手プレイヤーに攻撃を与えた際にライフクロス/シールドが割れ、最終的にエナまたは手札となる。つまり「相手にダメージを与えると相手のリソースが増える」為にそれを考慮した戦術が必要になる。
このようにゲームタイトルによってリソースの変動タイミングや変動量が異なるのが各タイトル毎の面白さとなっている。
デッキ構築中の場合は持っているカードと資金がそのままリソースとなる。
例えばリソースが豊富ならば高レアを多数積んだ新デッキが作れるし、乏しければ低レア中心だったり既存カードを使い回しての構築になる。