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龍が如く

りゅうがごとく

 セガが2005年から開発・販売しているアクションアドベンチャーゲームのシリーズ。
 いわゆる「ヤクザもの」であり、極道とそれに巻き込まれる人々のドラマを色濃く描く。

現代日本における犯罪や殺人等のシーンもあるものの、「主人公は殺人をしない(いわゆる「誓って殺しはしていません」=ちかころ)」、「女性のことは基本的に殴らない」などが貫かれている。
「人情もの」の側面も多く、実況中感極まる様子も度々見られる。
 なお、作品柄風俗や性的におかしい人(露出狂など)も登場するのだが、こちらを上手く回避したり誠実に向かい合う様子もひとつの見所。「わたくしで隠さなきゃ」が発生する時もある。
 
 新宿・歌舞伎町を模した都市「神室町」が主な舞台だが、同じく大阪・道頓堀をモデルにした「蒼天堀」、横浜をモデルにした「異人町」など、現実世界と近しいフィールドを歩ける。加賀美ハヤトは特に新宿に詳しく、『極』配信時は「ここに○○があって~」とリアルな街案内をしている。
 作品によって年代にも差があり、バブル期から現代までの違いや時代の流れを感じることもできる。
 実際の企業とのコラボも多く、各種牛丼チェーンやドン・キホーテ、すしざんまいなどが常連。料理のグラフィックも良く、食事もゲームシステムとして重要な場合が多い為に飯テロされることも多い。
 
 開発元は「龍が如くスタジオ」と呼ばれ、本編の他にスピンオフやメディアミックス作品(『龍が如く 維新!極』『北斗が如く』等)や、舞台を同じくした『JUDGE EYES:死神の遺言』『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』(通称「キムタクが如く」)も開発している。
 ナンバリングとしては2024年までに『8』まで発売中。なお「極」が付いているものはいわゆるリメイク版。
 加賀美ハヤトの配信順は『極→0→極2→7→(北斗→維新極→)3~6→7外伝」。視聴順はこの通りか、シリーズのナンバリング順(極→極2→0→3~7)でもよい。ジャッジアイズやロスジャは7外伝より前の視聴推奨。
 
 シリーズの主な主人公・桐生一馬、『7』『8』の主人公・春日一番などが人気だが、特に人気が高いのが桐生の兄貴分である真島吾朗。この他多くの魅力的なキャラクターが登場し、その度に社長は大喜びしている。
 また、本編以外に街の人々との間で繰り広げられる「サブストーリー」、毎回凝ったミニゲームが楽しめる「プレイスポット」なども充実。
 特にミニ四駆のような小さな車のオモチャをカスタマイズして走らせる「ポケットサーキット(ポケサー)」が社長のお気に入り。大会進行者にして伝説のレーサー・ポケサーファイターとのストーリーは度々感動して涙を流しかけている。
 
 シリーズをほぼ全編プレイしているライバーの1人として、『8』発売前の公式番組にも出演した。
 同じくシリーズ走破済のニュイ・ソシエールと早瀬走からは「早く全部やってこっちに来い」(=感想回をしよう)と言われている。

ら行龍が如く

2024/10/08 16:58