強すぎる等の理由で主に公式試合で使用禁止となったカード、またはデッキへの投入可能枚数制限が行われているカードのこと。
その禁止ルール自体に名称が付いている場合が多く、以下はその一例。
・遊戯王「リミットレギュレーション」…禁止・制限・準制限
・デュエマ「殿堂レギュレーション」…プレミアム殿堂入り(俗称「温泉行き」)・殿堂入り(俗称「足湯行き」)など
・MTG(レギュレーション名無し)…禁止・制限
・WIXOSS「繭の部屋」…使用禁止・同時使用制限
どんなタイトルでも特定のカードが運営の想定外の使用方法をされたり(他カードの組み合わせにより強力すぎるコンボや無限ループが生まれる等)、カードパワーがそもそも強すぎる等の理由から環境が単一化してしまうことがある。その状況を打破する為に実施される。
しかしながら禁止カードを出してしまうのは運営にとって「バランス調整不足」というレッテルを貼られてもおかしくない状況である為、あまり歓迎されるものではない(プレイヤーにとっては歓喜される場合もあるが)。
なおレギュレーションが適用されるのは公式大会や公認ショップ大会であり、友人同士などのバトルでプレイヤー同士の同意が取れていれば適用しなくてもよい。
デジタルTCGの場合は禁止ではなく「カードのデータを変える(効果やコスト調整)」が行われることもある。
しかし例えば『無双竜機ボルバルザーク』はTCG史上に残る凶悪カードと呼ばれるだけあって「紙のデュエマでプレミアム殿堂入り(禁止カード指定)→デュエプレで能力調整を受けて復活→デュエプレでもDP殿堂入り(デッキに1枚のみ投入可)」という期待を裏切らない貫禄を見せた。