元は「(トランプのカードの)ひと組」。ゲームで使うカードの集まりのこと。対戦中は「山札」と同義。
MtGだと最小40または60枚(フォーマットにより異なる)、最大上限無し。デュエマだときっちり40枚。遊戯王は40~60枚。WIXOSSだと40枚のメインデッキと10〜12枚のルリグデッキの2つを同時に使用するなど、タイトルにより枚数や構築が異なる。
ちなみにMtGではデッキのことを「ライブラリー」と呼ぶ。これはMtGにおいてカードは呪文書であり、デッキは呪文書が集まっている書庫や図書館(そしてプレイヤーは呪文書を操る魔術師)という設定に基づいている。この為、他タイトルにおいても山札切れを「ライブラリー・アウト(LO)」と呼ぶことがある。
デッキの枚数は「特定のカードをドロー出来る確率」に大きく影響する。なので熟練のTCGプレイヤーには「デッキがn枚の時にm枚入っているカードを引く確率」「それが初手に来る確率」等を記憶している者もいる。
社長による独自レギュレーション対戦会では「弱いカードを引く確率を下げる為にデッキ枚数を水増しする」という手法も見られた。
この他、「きっちり40・60枚にしたい派」「1枚ぐらいはみ出てもいい派」など性格や趣向が出やすく(社長は後者)、たまに議論の対象となる。
なお、にじさんじにおいては「(主に凸待ちにおける)話題」のことをデッキと呼ぶ場合がある。
葛葉による「天気デッキ」が有名。「天気良いっすね~」から始まる、初対面相手でも使えるオールマイティなデッキだがあまりに汎用的なのと有名過ぎて相手が笑ってしまいその先の展開が難しいとの噂も。