ROF-MAO 1st LIVE『New street, New world』が映画になったので見に行きました。(ROF-MAOシネマ公式サイト)
大阪城ホールでライブを開催してから約半年。ライブの映画化って何やねんと思ってたんですが、3面スクリーンの物珍しさもあって行ってみました。結果、初めての体験で面白かったので簡単なメモを残しておきます。
本編に関係の無い「ネタバレ無し情報」と、本編に関わる「ネタバレあり情報」に分けているので必要に応じてご覧下さい。
なお、2024年10月11日(金)、丸の内ピカデリーの3面スクリーン・通常上映(応援上映じゃない方)、ソロ参加での情報になります。また筆者はライブ当日ネチケ+社長のライバーカメラ勢です。
ライブ当日(の一部)の様子はかつて書いた感想文『ROF-MAO 1stライブの『ぶっ生き返す!!』にぶっ生き返された経緯とか』をご覧下さい。
ネタバレ無し情報(上映前後)
・【オススメ】応援上映の方が楽しい気がする。
ビビりなので通常回にしたが、後述(ネタバレあり)の理由により、「ライブを元にした映画」ではなく「ライブの再体験」とした方が多分楽しい。
現地の観客の声がかなり入ってるので声出ししやすい気がする。応援上映行ったこと無いけど知らんけど。
通常回はつまらないのではなく「何故これを大勢で見ているのに声を出せないのだ」という気持ちがちょっとしてくる。これはこれで集中出来るからいいんだけども。
・【重要】入場後のスペースに大きなキービジュアルのパネルがあるものの、写真撮影は上映前のみ可能。
終了後は撮れない。時間に余裕を持って行こう。(一敗)
・会場はエレベーターホール直結の形でチケット自販機がある。タッチパネルで座席も選べる。
入場するとすぐにキービジュアルパネル、フードのカウンター、トイレ、シアター入口がある。
サイズ感は(これまで知る中だと)コンパクトだけどとっても綺麗でオシャレ。流石丸の内(?)。
・小さめのストア併設。帰りもバタバタしてて内容見そびれた……
・フードの内容はごく普通。ピカデリーの公式サイト参照。
社長が昔言ってた「朝イチの映画の予告編の最中にホットドッグをメロンソーダで流し込む」は惜しくも断念(飲み物飲むとトイレに行きたくなるので)。出来る人はやってみて頂きたい。
・座席は平日昼の回だったからか予約無しでも余裕あり。
でも事前に確認していった方がいいかも。開始直前だと丁度良さげな席は結構埋まってた。
ちなみに隣の席もソロの潜在株主さんだった(ろふまお社長ぱぺ持ってた・別に話しかけたりは出来ないビビり)。
・「スクリーンがやや上にある」という事前情報を得ていたので、(時間ギリギリの到着だったこともあり)1階席一番後ろを選択。
確かに見やすかったが、没入感的にはもう少し前の方でもよかったかも。
・3面スクリーンは基本的に「演者1人のアップ・全体映像・演者1人のアップ」みたいな配置。
でも例外あるので普通に左右両方見れた方がいい。左右スクリーンは若干角度が付いているので中央の座席がオススメ。
・ネチケやライブ映像動画に無かったアングルやカットがいっぱいある。
特に全体を落ち着いて映す構図が多く、「そこそうなってたんかー!」という発見が多い。
ネタバレにならない範疇でひとつだけ具体例を挙げると、ダイカガミ登場後は右側のスクリーンを見てほしい。このカット売ってくれねぇかな。
・来場者得点は4人勢揃い(最後が集合写真のやつ)だった。
前向きフェニックス版が欲しかったけどまあ良しとする。
・おまけ:帰りに久し振りに映画館近くのサイゼリアに行ったらパエリア無くなってた。悲しみ。
でも平日15時まで来店者全員スープ飲み放題だった。嬉しみ。
▼以降、ネタバレあり情報
ネタバレあり情報
・上映前のマナー動画は4人の寸劇風。
「No Smoking!」など英語の(一言)ナレーションも入る。やたら流暢だなー4人じゃないなーと思ってたらルカ・カネシロだった。納得の人選。
・最初に松竹の富士山が流れるんだが、それが3面スクリーンで表示されるのでまず一度ここで感動する。横めちゃ広い。
・オープニング冒頭の例の飛び降りから全体正面アングル。ほわーっ!ってなった。臨場感が凄い。
そして観客席も3面スクリーンで盛大に映るので、ひっっっろ!人多っ!という感想を抱く。ライブ会場疑似体験してる感じ。サイリウムの海。
・前述の通り、カメラワークは全編通して非常に良い。
1面か2面で全体映像、残りで上半身アップという形だからこそ出来るのかもしれないが、ダンスやライバー同士の掛け合いもある分、ガチャガチャ切り替わるよりもこれぐらい固定寄りの方が見やすさを感じた。リアタイネチケ映像もこれでいいんだけどなぁ。
必要に応じて4人のアップ並び(『前進宣言』の「このまま」パートっぽい感じ)や、3面全体で全体画像を映す迫力あるカットもあって大変満足。
・時々「ライバーアップ・全体正面・全体斜め」というカットになり、大体はライバーと正面に目が行くのだが、そこで斜めアングルを見るとARであることを思い出してびっくりする。
本当は全編ARなのだが、それがあまりに自然過ぎて「ステージ上に実在している」と認識していて、逆に途中でARだと思い出すという不思議構図になってた。技術進歩が凄い。
・何故かふわっちとセットのカットが多かった。配置と歌い順の関係だろうか。
ライバーカメラでは見切れてた2人のファンサもいっぱい見られて嬉しい。
・ただ全体的に残念ポイントとして、歌ってる最中の音声バランス?がイマイチな気がする。
重低音ドンドコなのはいいんだが、ボーカルが楽器に埋もれてる感じというか、特定音域が潰れているというか、割れてるような……? 映画館で聞くなら良い音で聞けるんだろうなーと期待していたので残念。
現地というかライブとしてはこっちの方が正しい可能性がある。そちらの経験が無いので高望みし過ぎた可能性あり。
「応援上映がオススメ」というのはここで、細かい音質を気にするよりは自分でも大声で叫んだ方が楽しいと思う。自分でもっかい行くかは迷うところ(←今回行くのも大分迷ったひきこもり)。
・『ウィーアーポップスター』の「ショックウェイブ!」辺りのポーズ、4人並んでの動きが見えて大変楽しい。
・『Life is Onceで候』ラスト、客席に向かって高らかに歌い上げる社長の後ろからのカット、一瞬なんだけど凄まじく良かった。すっごい気持ちいいだろうなコレ。
・『HANABI』の花火打ち上げシーン、正面からだとこう見えるのかーが分かってこれも面白ポイント。
前後(神輿・フェニックス・ダイカガミ)がアレであんまり触れられていないが、ここも充分凄い演出ポイント、ARの本領発揮だと思う。本当にね、詰め込み過ぎなんだよね。
・『Do or Die』のソロパートで好き勝手駆け回り社長の全景が見れて嬉しい。
その後の足ダンダンの音ハメも気持ちええんだわ。
・『感情BONDING』やここまでの曲で思うんだが、やっぱり今回の社長、なんかセクスィーだよな……?
4人並んだ状態で見られるシーンが多いので、それぞれ動きのタイプが違うなーと思うんだけども。ファンサの鬼でキビキビとしつつも愛嬌ある感じのふわっち、若さと若干の照れを感じるもちさん、ほんのちょっとぎこちなさがあるが優しさが感じられるいだはると並べた時により実感する、社長の力強くもしなやか、大人の男の色気感。
逆に4人できっちり合わせるのではなくそれぞれの個性が見えるからこそ、ROF-MAOは味わい深いのかもなと思うなどした。
・ろふまお塾VTRからの2曲、既に何度も見てるし先知ってるのにちょっと笑っちゃう。全編に渡ってこれが結構ある。
折角なら3面ぶち抜きフェニックスウイングして欲しかったけど上下幅的に厳しかったか。
逆にハリネズミはばっちり全員の動きが見れて良かった。改めて見るとすっげぇ可愛い振り付けだし社長に照れが残ってて面白い。というかアニコブが全力過ぎる。可愛い。
・『ぶっ生き返す!!』、既に何度も(略)のにイントロ聞くと涙出そうになる。
ここで入ってるそう多くはない悲鳴じみた歓声がね……知る人ぞ知るって感じでいいよね……(多分ろふまおのメインファンは知らない曲だったと思う)
そしてこれが後にご本家に見られるとはなぁ……としみじみ思った。
ちなみにふわっちの例のポーズは正面アングルだったので後ろから見る形に。まぁそれこそご本家との振り返りで見れたしええやろ。逆にこれはこれで楽しい。
・『Challengers』、背景こうなってたんか……
上下2段のステージを1面として使っての廃墟映像、曲調と相俟って凄く良い。
これをこれまであんまり映してなかったんか……? 普通に損失では……? いやこうして新たな商材になってるから寧ろ有効利用か……やるな……
・『前進宣言』もMVと合わせての空気感が凄く良いし、サビの振り付けや腕の振り上げが最早思い出深い。客席で声が出せるようになった喜びも改めて感じて良い。それがここ(映画上映)まで来るとはなぁ……
・『I wanna! You wanna!』、前述の通り、ダイカガミが凄い。
登場、搭乗、歌唱中、降下、もう全部凄い。右側スクリーンの映像、本当にロマンとワンダーの結実だった。
多くの大人達の夢を乗せてここまで来たんだな。どこまででも行ってくれ、ダイカガミ。
・終盤MCでコカチェンってこれかぁと理解。こういう時の対応は流石のふわっちやね。
ちなみに告知はごく自然にカットされてた(終わったことだし良い配慮)。最初全然気付かなかった。上手い。
・『Hands Up』を皮切りに実際色々な進出をしてきた訳で、半年経った後で見るとそういうことかぁ……ってなって感慨深い。
そこからの『New Street, New world』、「もっと楽しくなるぞ」という言葉。これまで本当だったし、きっとこれからも本当だと思う。
・スタッフロール、「そうくるか~~!!」って泣きそうになった。
確かに見てしまえばここより他に無いって場所、内容で入ってた。この辺の元の展開は記憶から抜け落ちてたので「そういやそうだったわ」ってなった。
でもこれ1面スクリーンだとどうなるんだろう。ちょっと興味沸いちゃったじゃん……
さいごに
正直な話、「一度見たライブを映画館で見るってどうなんだろう」と最初は思っていた。
しかも3面スクリーン、大分お高い(4200円)。それこそ割り引きデーなら映画3本見れてしまう。画面も3倍、値段も3倍ってか。
でも個人的に初めて聞く試みだったし、3面の映画って見たこと無かったし、新規カットあるらしいし、手持ち機器よりは良い音がするだろうと思った。映画館なんて最後に行ったの数年前だし、たまにはこんなのもいいかもしれない。
それにきっと、行かなかったら後悔する。行くまで滅茶苦茶足が重いくせに、行ったら滅茶苦茶楽しかったのはデュエプレオフイベントでもそうだった(→感想レポ)
迷うならやれ。やらない後悔よりやる後悔。そう思った。
あとね、ずっとタイミングを狙ってたんだけど、社長が丁度前日に配信休み+ちょっとあったかい+晴れてるってことで今日だ!今日しかねぇ!ってなった。寒いと外出たくなくなるからね。いつも出たくないけど輪を掛けてね。
実際行ってみたら、行ってみないと分からないこともあったので、面白かった。
本当音響だけ直ったら嬉しいんだけどなー、流石に今から差し替えは無理だろうなー……
それでも応援上映とやらにも興味は沸いているので、もう10日程考えてみようかと。
簡単な(※私にしては簡単)メモ書きですが、誰かの参考になれば幸いです。
人生には、こういう時もあるんですよ。機会が与えられるだけでも嬉しいもんだからね、今後も余裕がある内は掴みたい。改めてそう思ったのでした。
2024/10/11 夕星