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 プロフィール・説明Twitterマシュマロ

 久々のライブの感想文です。
 ROF-MAO 1stライブ『New street, New world』、ちょっと想像以上に良かった。
 あまりに良すぎてどうしても話が長くなりすぎる。19曲て。全部語りたいけど完成はいつになるんだよ……せや! 一番書きたい所先に書こ!
 
 ということで、今回は『ぶっ生き返す!!』部分の感想と、どうして感極まったのかという話です。うーん割り切り大事。
(なおここで力尽きて全体部分を書かない可能性も高いです。気分屋だからね仕方無いね)
 ちなみに今回ライバーカメラも買いました。別曲のダンスとかめっちゃ良かったんでオススメです。
 
 ライブまだ見てないわーそんなんやってたん?という方は是非無料パートだけでもご覧下さい。期限未定だってよ! 太っ腹!
 ぶっ生き返すは有料パートなんで入ってないんですが、冒頭からフルスロットルなんで今回のライブに気合い入ってるのがよく分かると思います。

『ぶっ生き返す!!』とは

 原曲はマキシマム ザ ホルモンさん。2007年の同名アルバムのリードトラックです。
 MVが公式から出ているのでまずはこちらを見てもらった方が早いかもしれません。

 今回のライブでこの曲を初めて聞いた方は「何言ってるか分からない曲だなー」と思ったのではないでしょうか。
 大丈夫です、私もそう思ったし原曲もそうです。ホルモンさん曲そういうところある。
 
 あと実は私も曲は聞いていたものの、MVの方は今回初めて見ました。
 折り畳みヘドバンに「ふわっちマジでまんまやんけ!!」とビビりました。これ普通に振るより運動量やばくないか……? それやってよくあのステージング出来たな……
 あとご覧の通り、女性が入ったバンドです。なのでそのパートでふわっちが超可愛く歌ってた訳ですね。何なら原曲は敢えてトーンを抑えてる感もあるのでふわっちの方があざと可愛いまである。いいぞもっとやれ。
 
 で、この曲、にじさんじファンの間では2021年のにじさんじユニット歌謡祭(NJU歌謡祭)のSilverDevilS(シルデビ)のカバーの印象が強いのかなと思います。

 何気に上手い舞元さんのシャウトと、でびちゃん・マルマル・葉山ちゃんの可愛い×3の歌と演奏(?)、良いよね。私もめっちゃ好き。
「安楽 幽霊 連中は別世界 亡霊」でコテンって横になるのがそれこそ成仏しそうなぐらい可愛いくて、今回のライブもこれ踏襲してるのかな?と思ってたら本当にシルデビリスペクトだった
 ちなみに舞元さんはどっかで「社長と被るのは知らなかった」的なことを言ってた気がします。
 
 そう、このシルデビのユニット歌謡祭の前に、社長はこの曲を歌っているのです。
 2021年10月30日『NIJIROCK NEXT BEAT』(通称にじロックNB)。アンコール後、最後から2番目の曲。
 雨森小夜ちゃんという素敵なライバーさんと2人での歌唱です。

にじロックにおける小夜ちゃんと社長

 更に遡ること2019年8月2日。第1回にじロック、或いはにじロック夏の陣こと「邦ロックリレー配信」が行われました。
 この時に小夜ちゃんとは『HIT IN THE USA』と『シミ』を歌ってるんですが……
 同一人物かこれ?ってぐらいヤバい。今聞いてもヤバい。いや今だったらもっと上手くやるって思うけどそれでもヤバい。これがデビュー1ヶ月の新人のやることかよ。
 完全に沼落ちの原因のひとつでして、その経緯は当時の長い話で語っているので詳しくはそちらをご覧下さい。
 
 で、この時から私の心はずっと囚われていました。
 もう一度、何とかして、どうにかして社長と小夜ちゃんのデュエットを聞けないか。出来ればホルモンで。そうじゃなくてもゴリッゴリのロックを、どうか。
 そんな願いと共に行われた第2回にじロックは、生演奏で沸き立ち絶望ビリーの鍋ラップ混入でハイになりWITHINフル初公開で泣きまくってそれどころではなく。
 更に時間が経ち、そもそも通常のライバー活動からして消息不明になりがちな小夜ちゃん、ちゃんと生きているんだろうかと不安になったりしつつ。
 
 願うことすら忘れていた頃に発表されたのがにじロックNBでした。
 今度こそは。今回こそはあるんじゃないか。そんな淡い期待と共に進むステージ。
 オープニングのSalamanderは以前社長も歌枠でやってた曲で、社長から順番に7名が歌っていく様子が「にじロック」を象徴するかのようでその時点で成仏しかけました。
 それからのトリオ曲は正直えっちだったし(言っちゃったよ)(いやでも凄かったんだって)、ソロパートはみんな凄かった。ロキさんの『感情のピクセル』とか情緒滅茶苦茶にされた(色んな意味で)。
 で、社長はソロのトリになってて、PIERCEとかまさに絞り出すような歌声で。ああでももう終わりかー、アンコールは全員なんだろうなーと思って見てたらですよ。
 
 1曲目『ジェットにんぢん』、ロキさんと緑さん。うん、可愛い。
 2曲目『深夜高速』、力ちゃんとアッキーナとゆめお。うん、カッコイイ。
 ……うん? ここまで5人? にじロックって7人なんだが? マジで??? マジか!!! ってなってました。深夜高速の途中で。本当にすまない。
 
 そして前の曲が終わって、真っ暗なステージ。
 上手と下手からそれぞれステージ中央にゆっくり歩んで来る社長と小夜ちゃん。
 そこに流れるあのギターソロのイントロ。2人並んで真っ直ぐに、深々と頭を下げる様子は学校の先生と生徒のよう。
 そこから「せーの」と小さく言ってから各楽器がドーンと入って、ブチ上がる火花、激しいヘドバン、「ぶっ生きかえーーーす!!」という社長の高らかなタイトルコール。
 
 このライブ、円盤出てません。確か再放送もされたこと無い気がします。
 それでもこのシーンをはっきりと憶えてるのは、それだけ何度も見て、その度に感動していたから。
 
 爽やかで明るいスーツの好青年の社長と、黒髪黒セーラー服という清楚の塊のような小夜ちゃんが、一礼するまでは本当に品行方正を絵に描いたような存在なんです。
 それが一変して治安が悪くなるあの空気が堪らなく好きでした。
 
 ちなみにホルモンさんって女性のナヲさん以外は男性3名なので、このステージだとナヲさんパートは小夜ちゃん、他パート全部社長です。
 もうね、端から見て社長がめっちゃ忙しい。ただでさえ何言ってるのか分からんメロ部分の大半を任されてます。それでも高低差あるデスボをがっつり出しててもうクラックラしました。あの時はガンギマリ顔がよく似合ってたな……
 で、小夜ちゃんは可愛い。しっかり可愛い。自分のパートでは敬礼っぽいポーズ取っちゃったりして。可愛いの塊。でもちゃんと力入れる所は入れて、ヘドバンもしっかりやってて。
 
 この時間が終わらなければいいのにと何度思ったことか。
 でもラストに『BABY BABY』を全員で歌った後、小夜ちゃんは再び消えて行きました。
 一夜の幻のような、それにしては強烈過ぎる思い出を残して。

そして、ろふまおへ

 そんなことも夢の中に置き去りにした、2024年4月21日。ROF-MAOの1stライブの日。
 まぁセトリとしては2ndアルバム曲は全部やりそう、あとは1stアルバムから何曲かと、フェニックスとハリネズミが入るかな、数曲はカバーがあるかなとか思ってました。
 個人的には『アイドル』をやって欲しかったけど、あっちをああいう形でwithoutするとは思わなんだ。いや他にもツッコミ所が多すぎる。
 それはそれとしてカッケェ。社長ダンスめっちゃ上手くなってるし新衣装好きだ……となってました。
 
 イカれた火の鳥とヘッジホッグが城ホをすっかり熱くして、更にイカれた仲間を紹介する曲こと『Crazy Buddies!』。紹介ラップはカッケェんだけどサビはめっちゃ朗らかというかみんなで手を繋ごう感ある良い曲だなー、声あり有観客やっぱり良いわーとか思いつつ。
 曲終わり、ほぼ音が繋がっていて、次何かなーと思う暇も無く。
 
 聞き覚えのあり過ぎるイントロ。実は短いので「嘘だろ?!」と思ってる間にヘドバンスタート。そして衣装チェンジ。
 社長めっちゃ大振り……ふわっち何それスゴ……もちさんもやってる……イダハル慣れてない感出て……いや嘘だろ?!?!?!(この間3秒)でした。マジで。
 
 で、最初のフレーズから思うこと。
 社長、うっめぇぇぇ~~~!!!
 前回のにじロックNB後で一応歌詞確認したし、シルデビでもテロップ出てたから見てたんですが、まぁ見たところで分からんし聞き取れない歌なんですよ。前述の通り、何なら歌詞をそのまま正確に音読することすら難しい曲。
 でも社長、割と聞き取れる歌い方してる。多分前より上手くなってる。
 いや、以前と比較なんてしなくとも、普通に超カッケェ歌だった。もう頭爆発するかと思った。
 
 しかも今回、男性パートが1人じゃない……! ふわっち……! と謎の感動発生してました。
金色グラフティー』を例に挙げるまでもなくふわっちも「デスボイスが出ます」仲間なんですけど、安心感が半端無かったです。
 あともちさんも結構ちゃんと出てた。イダハルも頑張ってた。イダハルはヘドバンを誰も教えてくれなかったと言ってたが横の2人は言えば教えてくれそうな気がするが自分がやってる間は他の人見えないから仕方無いか。
 
 で、逆に男4人でナヲさんパートどうするのと思ってたらふわっち可愛すぎる。
 例のシルデビリスペクトポイント、社長だけ倒れる角度小さいのは恥ずかしかったのかな~しょうがないね~!ってニコニコしちゃったし、逆にもちさんノリノリやんけ!って幸せ度が急上昇するので大変ありがたかったです。
 あとサビで社長が上寄りの音で歌うの、原曲もそうなんだなぁと改めて聞いて思ったりしてました。下はイダもちが支えてて、こういうところも4人だと素敵だ……ってなるわね。
 
 そして間奏で消える社長とふわっち。
 初見時何が起こってるのか分からなかったんですが、ちゃんと見たら確かに2人で眼が合う→ふわっちが社長に「行くぜ!」って手を動かす→社長が応答するように手を動かしてから頷き、指差しつつ駆け出すって流れでした。間に挟まったイダハルがちょっと「え?」っぽくなってるのも良い。
 
 あとここ、ライバーカメラだと直前に社長は一瞬エアギターやってて、誘われなかったら間奏はそうするつもりだったんだーと察せて楽しい。頭振りつつの演奏ポーズがめっちゃカッケェし、その途中でふわっちを見付けて意気揚々と応じるところが見えて大変嬉しい。
 ちなみに他の人が歌ってる間は割と動きを抑えて自分パートではバリバリ動く緩急の激しさが見れたりもするからライバーカメラ買いな!(ダイマ)
 
 そして2階ステージへ飛び出していく2人。LETHAL COMPANYをプレイした時に敵に突進して行った結果「オフェンス組」という通称付いてるのマジで面白いし、その通りだなと思う動きしてた。
 後のMCで2階を使うのはアドリブっぽいこと言ってたけど、本当にそうならスタッフさんの融通の効かせ方すごい気がする。全く想定してなかったらカメラワークだのライティングだの対応出来なさそうだからある程度は想定していたんだろうけど、きっちりふわっちのホルモンポーズ映したのはスイッチャーさん頑張った。
 そして暴れまくり叫びまくりの社長と重力の薄いふわっち、もう最高。眼を合わせてガンガン歌っていくの、本当に「火力」という表現が相応しい2人だった。
 
 そしてアウトロのシャウト。これ原曲でお馴染みなのかなって思ってたらMVには無くてビビった。
 社長のシャウトって所謂デスボとかエッジボイスと言われるものなはずなのに、「綺麗」って印象あるの何なんだろう。
 勿論本当にクリアーな声の響かせ方も素晴らしいんだけど(例えばフルカウントのブレイク後は泣いたし前向きフェニックスの伸びは尋常じゃなく気持ち良い)、エッジボイスという分類の中での綺麗さを感じる。素人意見だけども。
 それでいて力強い。分厚い。ぶっとい。胸に真っ直ぐ突き刺して来るような声。低い姿勢からぶち上げていくの、本当に「咆哮」という表現がよく似合う。Zepp福岡でもちさんに「ARKの恐竜居たんだけど」って言われてたのも思い出してしまって勝手にエモさ百倍。
 
 ニコニコの本放送の方では「本領発揮」ってコメントもあるんだけど、まさにそうだと思う。
 ろふまおの曲もどれもカッコイイんだが、社長が本気で曲中全部でフルパワーを出せる曲ってこういうのだよなぁと思ってしまった。まさにラウドというジャンル名に相応しいと感じさせるロックンローラーなところ出てた。
 
 でも曲が終わると元の社長に戻るの、本当に好き。
 もちさんの「似合うねやっぱりね」も好きだし、社長が「ろふまおで歌うとこうなるんだ」って言ってるの、小夜ちゃんのことを思い出してもう1回涙出そうになった。
 そしてその後の、実ににこやかに爽やか穏やかな声での「皆様も頭、振れましたか?」でリーサルですGG。「良かった~」の時なんて既に心はノックダウンされて大の字で伸びてたからね。もうお手上げっすわ。
 
 私、社長の歌声そのものも好きなんだけども、そのギャップがもう沼でして。
 綺麗な顔した男が何の予兆も無く突然ゴリッゴリのシャウトをキメる。その後スンッと元に戻って穏やかな口調に戻る。
 このあまりに美しい切り替わりが本当に好き。それを改めて痛感しました。
 
 今回はろふまお2周年衣装なんで普段のスーツよりはギャップが小さいまでも、逆にこっちはこっちでストリート系の若さとカッコよさに加えて、綺麗パラメータがちょっと高い気がするんですよね。
 多分髪型の所為かな。サイドが長い分少し女性的というか嫋やかさが増しているような気がする。
 あとチョーカーと右手のリングと鎖骨と胸筋がどうにもえっ……(自重)(出来ていない)じゃないですか……? 腕の紐も天才の所業だし、足先が太いのも最高か?
 
 更にライバーカメラだとヘドバン中は普段ほぼ見えない項の下の肩らへんまで見えるんよな……でっかい襟もマジカッケェんだけど、こういう隙間を考えるとおぅふ……ってなるよね。鳴くしか出来ないオタク。
 でももうひとつ、「ぶっ生き返すでしたー!」の時に上げた手の、指を見てほしい。……何だそのけしからん動かし方は。
 
 なんであんな激しい動きからそんな細かい動きまでトラッキング出来るんだ。おかしい。おかしいよえにから技術班。他の曲もそうなんだけどマジで手の表現が凄いし汗まで見せちゃうしどうなってんの御社。
 あと社長はライブ中に婿に行けないとか言うんじゃありません(※勢い余ってフェニックスがフラッシュバック)。色々想像しちゃうから。
 
 ……取り乱しました。
 とにかく、そんな美人が腕と頭ぶんぶん振って叫ぶのヤバ過ぎた。本当にちょっと意識飛んだ、という話です。
 
 多分この曲がライブの中で特にぶっ刺さったのは、この辺が理由かなと思います。
 ラウドロックを歌う社長は、少なくとも私の社長沼のルーツだから。それがろふまおという場で、新たな世界へ続く新たな道で見れたこと、とても嬉しく思います。
 選曲は運営さんっぽいけど挙げてくれてありがとう。特にもちさんとイダハル、いいねって言ってくれて、やるって決めてくれてありがとう。社長とふわっち、最高だった。
 
 ろふまおの社長しか知らない人達、ビビったかい? これが加賀美ハヤトだよ。
 ちょくちょく鱗片見せてたけどフルスロットルだとこうだよ。或いは、我々も知らない切り札をまだ幾つも隠し持ってるよ。断言するよ。新曲が既にそうだったからね。

「いつだって最新の私が最高」。
 それは多分今もまだ続いていて、その度にこちらは度肝を抜かされる。それが楽しくって仕方無い。
 
 これだから、社長を追うのはやめられねぇんだわ。そんな気分でした。

夢、叶えし者ってこういうことか

 この1曲だけでお腹いっぱいですと言いたくなるところ、あんなことやこんなことまでやっちゃって、本当に良いライブでした。
 社長はライブの前にも後にも「皆様が笑えるように」的なことをツイートしてたけど、本当にそうだった。
 バラエティパートならともかく、歌パートであんなに笑ったのは今回が初めてだったかもしれない。私の推し、大阪城ホールで高みに達してた。物理的に。
 
 社長いつにも増して道楽し過ぎだろ!って思ってたんだけども、どうやら発案はそれ以外の人であるらしく。
 その時私の脳内に電流奔る。
 
 この構図どっかで見たことあるぞ……? しかも最近……
 ステージに立てない者が立てる者に夢を託す……応援する……それを受け取ってステージに立つ者は全力を尽くして輝く……
 あっこれ『龍が如く5』だぁ……最近社長が完結させたやつだぁ……!(参考:再生リスト
 
(※ざっくりゲーム概要:主人公の桐生さんが娘のように大切にしてる遥ちゃんが紆余曲折あってアイドルに。でもライバルユニットにネチネチされたりヤクザのごたごたに巻き込まれたりで、デビューやらでっかいドームライブやらが中止になりそう! ヤバい!というような話が#7の途中から始まります)
 
 うん、これ気付いた時マジでビビったよね。
 まぁプレイ中から「ライブ前の人にこんなシナリオをやらせていいんですか?! 社長よく平気な顔してやってんな! ……いやちょっと平気じゃなさげなトコも出てんな!」って思ってた。
 でも実際に社長のライブ見た後に思い返すと、絶対言いたいことがもっとあったよねってなった。それを言わないのも社長だなと思ってるけど。
 楽しく山でマタギしてた社長が色々な意味で壊れていく様子は一見の価値ありなんで、ちょっと長いけど見てもらいたい作品です。普通にラストのライブの後方席でのシーンとか泣きそうになったよ。
 
 でも、そうやって夢を叶えて、他の人に夢を与えてるのが加賀美ハヤトなんだよとも思いました。
 祈りや願いを託すって意味だと、原義の方のアイドルかもしれない。偶像崇拝の象徴。
 でも同時に、紛れも無くただの人間でもある。ワイヤーが無ければ空なんて飛べないし、他の人やロボに持ち上げてもらわなきゃ高み(物理)には至れない。
 それでも、だからこそ好きだなぁと再認識しました。
 
 社長なら出来る。社長ならやってくれる。そんな信頼を受け止めて、本当に実現してくれる人。
「皆さん、あるんですよ! こう言う瞬間も! 人生には!!」と3Dお披露目でボルメテウス・ホワイト・ドラゴン先輩の前で叫び、「諦めなければ!夢は!叶うっ!!」と無人島でイダハルに石を投げ、新人(魁星さん)に「ユニットについてちゃんと話し合った方がいい」「にじさんじへようこそ」と素敵な贈り物をした人。
 そんな社長が「もっと楽しくなるぞ!」と言うのならば、そうなのかもしれない。信じてみてもいいのかもしれない。そう思わせてくれる人。
 
 どんなにこの世の中がクソだとしても、社長と一緒に眺める景色はいつも、少し美しく見えるから。
 早速振り返り配信が不可抗力で延期にはなってるけど、まぁそう簡単には変わらないし、どちらかと言うと変わってる途中の余波かもしれんのでしゃーなし。寧ろそんな些末なことなど気にならないぐらいには、今の私は満足しています。
 
 貴方達が繋ぐ道のその先、新しい世界。そこにはどんな色や音があるのか。
 また興味が湧いたし、一緒に触れたい。立ち位置が違うから見えるものは違っていたとしても、一欠片だけでも共に感じたい。
 そんな人が「力を貸してくれ!」と言うならば、この無駄に永らえている小さな小さな命、大した役には立たないだろうけど何かに使ってみようじゃないか。
 
 その為にまだ生きていたい、或いは、生き返らされた。そんなライブだった。
 ぶっ生き返すだけに……なんて、小癪なこと言ってみたりしたくなる。そんな素晴らしい時間で、それは今も繋がっています。
 
 以上、ここまで大分好き勝手書いたけども、改めて自嘲と反省をしながら、感想文という皮を被った深夜のラブレターを終わります。大体いっつも最後はこうなるんだよね。ごめんね。
 
 これは余談なんだけえど、ライブの日って私の誕生日の翌日だったんですよ。
 だから余計に今回は現地に行きたかったんだけどね。自分にしてはチケットチャレンジを頑張った方だから行けなくても心残りは無いし、配信で何度も見れるだけでも感謝。またタイムシフトギリギリまで味合わないとね。
 
 節目の日が来る度にまた1年生きちゃったなって思うけど、それも悪くなかったな、もう1年ぐらいは生きてみようかなと思うのは紛れもなく社長のお陰。
 重いと思われようがやめられん。どうかこちらは気にせずに、今後も輝いてほしいなって思います。
 
 どうかこれもまたラブということにしてほしい。きっと月までは届かないけど、ここまで読んでくれた貴方が滑稽だと笑ってくれたらそれで幸いです。
 社長に、世界に、貴方にありがとう。……よし、もっかいアーカイブ見て寝るか。
 
 2024/04/25 夕星

感想文ROF-MAOにじロック

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