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Category まとめゲーム台本小説感想文
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社長のお誕生日記念(?)
『私が加賀美ハヤト沼に落ちた理由、そしてこれからの自分の在り方の話』
 
 絵師さんは誕生日に絵を描いて贈れるけれど文字書きは何を送ればいいのだろう。普通は小説になると思うが、納得のいく物語を書ける気がしなかったので感想文にした(この辺は闇が深いので詳細な理由はいずれ書くかもしれないし書かないかもしれない)。
 
 お察しの通り個人的感想やら思惑やらを語っているだけ、ただのお気持ち表明であるz
 誕生日をお祝いするムードはあんまり無し、一部リアルな話(お金やマーケティングとか)やちょっとだけネガティブな意見も含まれるので苦手な方はは今の内にバックされたし。

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◆始まり
 WIXOSSというカードゲームがある。私は仕事の関係でこれに触れており、WIXOSSとにじさんじがコラボする際に「一応知っておけ」と営業から回ってきた資料を眺めた。
 とりあえず10分で分かる委員長と、直接関わる舞元さんの動画を眺めて、「成程ゲーム実況動画みたいなものか」と感想を抱いた(それまでニコ動のゆっくり動画とか実況動画は見ていたのでそれ自体に抵抗は無かった。鈍りキリンさんとか我々だとか好きです)。
 ちなみに発売後、舞元さんとチャイカさんのWIXOSS対戦動画を見た時に「このオカマ、見た目アレだし声デカくてちょっと怖い印象あるけどスタッフさんには丁寧語で実は良い人なんだろうな」と思っていたことを今思い出した。今と全く感想変わってなくてビックリする。(なお舞元さんへのファーストインプレッションは「声高っ?!」である。ごめんなおじちゃん、私低音の方が好きなんだ)
 
 で、それから数ヶ月間放置していた(その時点ではハマらなかった)のだが、どういう訳か再度見てみようと思った。
 何名かのチャンネルを転々する中、そのアーカイブと出会ってしまう。
 MTGAの闇落ち社さんを助ける配信である。
 私はMTGは未経験だがハースストーンはやっていたし、プレイ経験のある同僚からルールは聞いていた。該当の動画は解説も交えていたのでゲーム面で問題は無かった。
 爽やかなお兄さん(ゆめお)や女の子?(緑仙)や見た目は可愛いが口の悪い悪魔(でび様)や初心者(エビオ)があっさり屠られていき、チャイカさんと社さんの旧友同士の熱い対戦にただただ笑い、そして顔が良い人が登場した。
 その戦いたるや見事だった。手に汗握る立ち上がりから、イケボでラストワードからの「ドスン」である。しかも普段は良い人そうで社長であるらしい。そして闇堕ちフラグ立てていくノリの良さ。
 私は意気揚々と動画概要欄にある『加賀美ハヤト』のリンクを踏んだ。
(ちなみに当時の社さんの印象は「演技上手でよく喋るオタクっぽい人、なんか親近感あるっていうか大学時代の同級生にこういう人居たなぁ」である。まだ沼らない。ごめんな、私低音ry)
 
 
◆混迷と落下
 正直この辺の記憶が無い。ただ加賀美ハヤト(以下社長)がひたすら気になってはいた。
 雑談やゲーム配信を数話ザッピングして、本当に聞き取りやすい声だなと思った。そもそも当時はVtuberそのものに慣れておらず、声質と絵のギャップがある場合が多く、第一印象で忌避感を覚えなかったのは実は社長とゆめおだけである。(他は慣れるまで時間を要した)
 WITHINも確かに衝撃を受けたが、単体動画の方から先に行ってしまったのでちゃんと初配信をまるっと聞くべきだったなと今としては思う(アーカイブは新しい側から見ていっていた)。
 デスボイスというものも存在するというのは当然知っていたがその程度のレベルだったし、ビジュアル系とかメタルロックというものに全く触れて来なかった為に「すげー上手いな」以上の感想がこの時点では出なかった。
(なお私の音楽観の内訳は40%バンプ、40%サンホラ、10%古のボカロ、10%その他である。本当に何故ゆめお沼の方に行かなかったのかと今にして思うが、多分MTGの強さと声の高さの差だろう。私低ry)
 
 そんな中、強烈に印象に残っているのは2番目の雑談枠冒頭。
 前の配信で社長が「トラブル」をやらかしたことは検索済みだったので半ばおっかなびっくりで見ていたのだが、その件について実に堂々と発言していた。その中で以下のフレーズがある。
「私の心臓は此処ですので、刺すなら加賀美を刺しに来てください」
 衝撃的過ぎて見返す勇気が無いので仔細はうろ覚えなのだが、まぁクラクラした。
 私も新参なりにVtuberはバーチャルなもの、リアルとは無関係という事前知識を入れていた。それでいて社長がこのトラブルをどう対処したのか気になっていた。そこでこの台詞である。ガワは動いてないけど左胸に手を当てる動きが見えた気がした。
 ああ、この人は覚悟があるんだなと思った。こっちの心臓が撃ち抜かれた。
 ここまででも大分好き寄りだったが、多分これが沼落ちの瞬間のように思う。
 
 
◆SMC組
 最初に見たのはマイクラ(SMC初回)だった気がする。
 案の定、葉加瀬と夜見のファーストインプレッションも良くはなかった。葉加瀬は「あーこいつ分かってないのに適当に相槌打ってるな」と思って多少苛ついたし、夜見は甘ったるい口調が慣れておらず何だこれは?と混乱していた。
(後から思うと葉加瀬の『分かってない』を初見でも把握していたというのが面白いし、夜見の鳴き声はクセになるから不思議なものである)
 一方で社長に対しては、女の子2人に弄ばれつつもリスクヘッジする出来る男感と冒険にワクワクする少年感を同時に見せられて「この人良いわぁ」と着実に沼っていた。
 
 その後、概ね時系列通りに見ていくに従いSMC沼も遅れて浸透していくことになる。
 雑談枠は3人の信頼感が見えたし、マリオメーカーはただただ笑い続けたし、ビシージにも笑うと共に何か戦慄したし、オフコラボの時点ではもう完全に追っかけと化していた。
 そして「てぇてぇ」の意味を理解する。27歳男性社長と17歳JK2名なんてギャップが甚だしいのに3人は実に楽しそうに過ごしていた。しかもそれが今も継続している。何なら『裏SMC組てぇてぇエピソード』がジャンジャン出て来る。
 供給量の多さに、気付けば頭のてっぺんまで沼の中に居た。
 
 
◆にじロック
(2019/12/04 今でも週3ぐらいの頻度で聞いてるので身近過ぎてすっぽ抜けてたので追記)
 WITHINの第一印象は前述の通りだが、その後に見た歌配信で歌声の方にもどっぷり嵌っていく。
 
 これまた前述の通り、それまで一番ロックなのはバンプだった私にとって、にじロックとその前後の配信は刺激が強過ぎた。本番→リハーサル→リバーブを諦めていない男、という順番で見たので強烈にも程があった。
 WITHINはあくまで歌動画である。確かにいつもの社長と別の加賀美ハヤトが数人出て来ていたが、MIXも入っているし配信は配信、動画は動画と切り分けて認識していた。
 けれどにじロックのファーストアクトはそうではなかった。ライブステージに加賀美ハヤトが立っていた。憂いを帯びた表情から一気にパワフルにがなりたて、バンドマンとして曲名を告げ、それでいて合間合間で社長に戻る。そのあまりに滑らかな切り替わりと力強い歌声に、全身でリズムを刻み、時にマイクを握り、思い切り叫ぶ加賀美ハヤトをバーチャルなガワを超えた向こうに幻視した。
 なおいつもの配信では座って歌う社長がこの日は立っていると後に知る。音量バランスも良かったしピッチやテンポズレも無かったように思う。それだけ本気だったのだと追って感動した。
 
 ちなみに本番で歌った曲だと『Punishment』、他だと『朔』が特にお気に入りである。
 前者はスクリームがとんでもなくカッコイイし、後者は地声に近い声域からファルセット、高低両方のシャウトが入っているので「加賀美ハヤト全部入り」とか銘打って切り抜かれてもいいんじゃないかと思うのだがまだ見たことが無い。途中ちょっとガバるからか。でもそれも可愛いと思うんだけどなぁ。
 とにかく、気付けば社長のシャウト無しではいられない体になっていた。罪な男である。
 
 ただ、全部引っくるめて一番好きな曲を問われたら私は『シミ』と答える。
 万が一まだ聞いていない人の為に説明すると、にじロックの雨森小夜ちゃんの枠でやった曲である。社長の枠では小夜ちゃんと『HIT IN THE USA』をやって社長が小夜ちゃんの可愛さに悶絶し、「雨森(録音音源)+加賀美(録音音源)+加賀美(生歌)」というトリッキーな編成にリスナーが悶絶するという展開だった。小夜ちゃん枠ではその反対で、社長の録音音源に小夜ちゃんが生歌を乗せている。そしてこの曲、マキシマム ザ ホルモンの曲なので加賀美パートはほぼシャウトである。
 繰り返す。ほぼシャウトで占められた録音音源である。
 2019年12月4日現在、社長の録音音源(生以外の歌)はWITHIN、HIT IN THE USA、le jouet関係、この曲しかない。そしてこの曲以外はシャウトが一部だけ、または存在しない。
 配信時のシャウトも良いのだが、あくまで生歌なので当然1トラックである。その点この曲の場合は複数トラック重なっていて普段より音が分厚い。そして前述の通り長い。しかもちゃっかりラストサビではクリーンボイスでの歌も入っている。
 初見時は本当に目玉が飛び出そうになった。チャット欄の「これ社長?!」「マジで?!」に完全同意である。そこにキュートな小夜ちゃんボイスが続いて脳内が本格的にバグる。
 一応後に原曲も聞いてみたがシャウト+女声の編成自体は合っていた。だが、ただただ小夜ちゃんが可愛い。この曲のもう1つの魅力である。そもそも一生懸命歌っているところに、更に頑張って低音を出そうとしたり噎せたりする。上手い下手とか関係無い。きっとこれを聞いている社長も再度限界化しているだろうなと分かる可愛さである。
 HIT IN THE USAは単体動画としてリリースされたのでこっちも出ないかなと思う一方、この瞬間のこの歌声は二度と生まれないことを考えると、トチろうが何だろうがこれでいいとも思う。
 ただそれはそれとして、改めて歌枠でこの曲の「加賀美(録音音源)+加賀美(生歌)」とかやってくれないかなとも思う辺りオタクの業は深い。
 
 
◆ビシージとポケモン
 この2つは沼沈没後の駄目押しであり、現時点での集大成だと思う。
 乙女ゲームに出て来そうなガワでありながら実態はただのロボット大好き男の子であることを発覚させ、足し算の男であることを確立し、更に英国面堕ちまでをキメてみせた戦車(とパンジャンドラム)開発。
 暴力統一パーティという一見似合わなさそうな、しかし社長の好みを知る者なら納得出来るコンセプトを貫いたポケモンソードシナリオ攻略。
 社長の優しい語り口も、「俺」に代表される男の子面や暴言(当社比)も、ゲームへの愛も全部詰め込まれた配信だ。
 勿論他ゲームも良い所が沢山あるのだが、もし初見者にオススメするならこの2つかなと思う。
(なお某所でにじさんじ見始めたいんだが誰がオススメ?という質問に社長が挙がっていて少し嬉しかった。実際程良いにじさんじ度合いで初心者向けかもしれない)
 
 
◆seedsを継ぐ者……?
 なお社長を追うにあたり、にじさんじの歴史も一応確認した。
 特に接点の多さからseedsというものを知り、引退者も含めてその空気を何となく知った。
 社長はその系譜と言われることもあって、実際ノリが良いのでついて行くことも多い。le jouet結成などもその流れなんじゃないかと思う。
(ちなみに社長のデビュー直前、ゆめおとみどりさんが「今度男の新人入るね」「司会とか出来そうだよね」「ゆめおの立場追われるかもね」と言い合うMTGAのアーカイブは大好きだ。蓋を開けてみたら司会ではなくゆめおの本職を脅かす歌上手勢だったというオチも最高過ぎる)
 
 ただ私のフォロワーは何となく察しているかもしれないが、緑仙という人が私はあまり得意ではない。
 企画は良い、人を集めるのも良い、寧ろとてもありがたい。だが進行がどうしても物足りない。社長から入りゆめおの司会業に慣れ社さんの安定感を見ている新参にとって、みどりさんのグダグダムーブがどうにも好きになれない時があるのだ。
 ただ嫌いとは言い切れないのは、みどりさんはそういうキャラではないし、本人が頑張っているのも(私に見えている所などきっと少しだけだろうが)分かっているからだ。社長達のプロフェッショナル観を高校生に求めるのは酷である。それは分かっている。
 ざっくり言えば「やるならちゃんとやれ、少なくとも最後はちゃんと締めろ」なのだが、新しい司会者も入ったことだしその辺はおいおい上手くいくだろうと楽観視もしている。正直地下編と桃鉄には思うところがあったが、相対的に「社長とゆめおすげぇな」になるので一応バランスが取れていると解釈している。
 良い意味で何をするのかよく分からないので触れていない、そんなところだ。
 
 
◆自分の在り方
 私はこれまで二次元オタクだった。その世界では公式の供給は良くて週一、長ければ月一やそれ以上だ。空白の期間、二次創作などをして自給自足する他無かった。
 しかしVの世界は時間の流れが早い。社長も下手すれば毎日のように配信するし、葉加瀬や夜見はそれ以上なんじゃなかろうか。
 ゆめおや社さんもチェックしたいし、ベルさんも気になるし、ジョー力一さんも結構好きだし、この合間に緑仙の謎企画がぶっ込まれて来る。しかも社長は裏でも良いことを言っているらしい上にネタにされやすいのか、それまで全く接点が無いと思われていたライバーさんの配信で名前が上がったりする。
 完全に供給過多、例えるなら今まで1週間に1度餌を与えられていた金魚の水槽に毎日山盛りの餌をぶち込まれているようなものである。
 私も最初は狂ったように貪っていた。それはもう美味しくて、勢いのまま妄想を文字にして送り出したりもした。そこに結構な反響も頂いたりして毎日がとても楽しい。
 
 が、そろそろ最初のピークを超えたかなと個人的には思っている。熱しやすく冷めやすい自覚はある。幸い供給が多い上にどれも上質なので何となく続いてはいるが、知れば知る程分からなくなっていく。
 所謂半ナマの界隈で文字書きがどう動くか。例えば私もR18やら薔薇やら夢やら、書こうと思えば書けなくもない。書いたら多分多少なりとも評価は得られるだろうという経験則もある。
 だが彼等の後ろには明確な人間が居るという事実が足踏みさせている。そういう風に扱ってしまう罪悪感とも言うべきか。勿論今だって大概な物を書いているのだが、それでも線引きというのはある。
 だから出来るだけ表に出すのはポジティブな意見とちょっとした分析、健全な欲望程度にしているのだが、最初のはともかくあと2つが本当にそれでいいのか?という気も少ししている。
 
 
◆お金の話
 どんどん世知辛い話になっていくが、折角なので。
 社長はご存知、スパチャ芸をさせたらライバー随一(当社比)である。実際非公式な集計を見るに通常配信でも結構な量を集めていることが多いし(いつもチャット欄を色とりどりにしてくれる潜在株主には頭が上がらない)、動画再生に伴なう広告収入もそれなりのようである。
 そしてこれまたご存知の通り、社長は仕事としてライバー活動をしている。好きなことをしているとは言うものの、葛葉氏との歌詞作りで見せた「我々はエンターテイメントとして此処に居る」という発言や雑談枠での「やめませんよ」の下りといい、自分を商品だと認識している節がよく分かる。
 
 であればそれを推す側である私は、社長の商品価値を上げる存在になりたいと思っている。
 Lenovo案件の時にも軽く呟いたのだが、スポンサーがライバーに案件を頼む時、動画による直接的な購買欲促進の他にTwitterでのバズに期待している。
 つまり配信の同時接続者数はこうで高評価・低評価数がこうです、スポンサーサイトへの流入数はこうで販売数がこうです、そしてハッシュタグがこれだけ使われてこのようなツイートがありました、という点を全てチェックし、それら全てが配信者の功績としてスポンサーといちからに記録される。
 この中で最も視聴者の感情を表現出来るのがツイートだ。ハッシュタグ付きで褒め言葉が多ければ「じゃあまた次も彼等に頼みますか」となるし、逆ならばお察しである。
 更に注目したいのが、このハッシュタグは「未来のスポンサー」が見る可能性も十二分にある、ということだ。
 
 例えば案件を依頼したいスポンサーが、誰がいいか選ぶ際に過去の公式案件のハッシュタグを見て案件をこなす能力の有無を見極めるとか。Vtuberにあまり興味が無かった企業がライバーの名前タグや配信タグを見て「こういうことをやっていて、こういう評価を得ているのか。それならば頼んでみるか」となったりとか。
 二次創作をする人は隠れていてもいいのだが、逆に広報的な強みのあるツイートはじゃんじゃん表でするべきだと思っている。
 まぁそんなことは気にせず適当に案件が振られるケースもあるのだが、勝手に玩具レビューして時々公式に捕捉されている社長を追う者としては、そういう盛り上げ方をしてもいいかなと思う。
 
 にじさんじの顧客は閉塞しているという話もある。
 新人が入って来ても、元々の古参がにじさんじの箱の中で流動するだけでにじさんじ全体の儲けは変わらず、ライバー単位で見ると分散するので儲けが下がるように見える、という奴だ。
 これを払拭する方法の1つは、外部から新規顧客を引っ張って来ることだ。
 WIXOSSは結構双方に影響があったらしい。私の周辺の観測だが、カードは間違い無く売り上げが伸びているし、コラボが縁でにじさんじを見始めたという人も居る。
 最近で言うとにじさんじ剣盾杯運営の天開司氏がチャンネル登録者数を爆上げした。これはどちらかというとにじさんじ推しが半外部たる天開氏を改めて知って流入したのがありそうだが、ポケモンというビッグタイトルも追い風になっているだろう。
 社長の場合で言うとP1グランプリは良い試みだったと思う。当時の正確な数字は把握していないが登録者も順調に伸びているようだし、今後玩具レビューがバズればそちらの方面からの流入は十分期待出来るポテンシャルはあるだろう。(個人的にはタカラトミーさんに気付いてもらってゾイドのプッシュをしたりされたりしつつ人生ゲームVtuber版を作ってもらいたい)
 
 Vtuberだって商業コンテンツである。推しが活動する以上、推しには儲かってもらいたいと個人的には思うし、いちからにもお金が入れば設備や人件費を増やせる。
 その為にファンが何を出来るのか考えてみたりもしている。ファンとして好きなことをするのを第1フェーズとするならば、第2フェーズは推しの為に出来ることをする辺りだと思う。
 
 文字書きが出来ることは少ないし大抵は全くお金にならないのだが、「オタクは自分の推しについて書かれている文章が好き」という性質があると思っているので、今回もその一助になればいいと思ってこれを書いている。
 社長を推そうかな?と思っている人がこの文章を切欠により多くの動画を見たり、既に社長推しの人が「こういうことをしたら推しの為になるかもな?」と思ってくれたら幸いだ。
 
 
◆祝辞
 社長に出会えて良かった。これは本当に間違い無い。
 最後に病み事を言うが、夏から秋に掛けて私は生きる気力を大分失っていた。死ぬのが面倒臭いしどうやっても迷惑を掛けてしまうから仕方無くから生きていた、そんな生活だった。
 しかしその中で出会った社長はとても前向きで、優しくて、楽しそうで、それでいて色々考えて努力している人だと思った。正直光属性過ぎて闇属性の身には見ているだけでダメージを負う節も無きにしも非らずなのだが、エネルギーを貰っているのも事実だ。
「やりたいならやりましょうよ」という言葉は呪いのようでいて、背中を押してくれる魔法の言葉だと思う。それがあったから今回手紙やプレゼントを送るなんてことをやってしまった。初めての経験である。
「趣味の寄り道」も好きな表現だ。日頃の生活では触れないものを社長が紹介してくれる。やもすれば自分の興味があるものにしか触れないでいる昨今のネット社会において実にありがたい提案である。おまけに寄り道のさせかたが凄く上手いものだからついついついて行ってしまう。
 つまり毎日が少しだけ楽しくなった。社長の配信があると思えばとても楽しい。これをガチ恋と呼ぶのならその通りなのだろう。
 
 私は社長を信頼している。もっと売れて欲しいと思っている。にじさんじの代表格の1人になって欲しいと思っている。
 それだけの人が生まれて、ここまで生きて来てくれたことに感謝する。このままクリスマスや年越しをして、デビュー半年と新年を祝って、来年夏にはデビュー1年を祝って、次の誕生日を祝いたいと思っている。叶うならば潜在ではない株主や加賀美インダストリアル社員、若しくは社長に案件を頼む立場になりたいがそれは1年では足りないかもしれない。でも頑張りたい。そう思う程度にまで回復出来たのは社長のお陰だ。
 社長に多大なる感謝と愛と期待を此処に記し、この散文を締める。
 
 お誕生日おめでとうございます、社長。
 貴方と周囲の皆様にとって、良い年となりますように。
 
2019/12/02 夕星(@yudutu_ps)

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