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 ミニノベルゲーム『あなたはねこです。』
 加賀美ハヤト非公式用語集
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Category まとめゲーム台本小説感想文
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 プロフィール・説明Twitterマシュマロ

にじさんじ敵キャラ計画ベース
SMC組vsエビオオルタ(le jouetもちょこっと)
 
⚠️死ネタ注意
 
※社長闇堕ち
※ほぼ全員悪党
※プロットに近い
※強めの幻覚(全てフィクションです)

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 表向きは玩具会社でありながら、国際的に禁止されている兵器の製造やその素材提供により大きな発展を遂げている加賀美インダストリアル。裏の世界では更に闘技場の運営に人身売買への参加と、権力と財力を肥大化させていく。
 その代表取締役である加賀美ハヤトは、敏腕秘書・夜見れなと共に孤独な科学者・葉加瀬冬雪の研究所を買収。通称「マジックラボ」を開設させ、秘密裏に進めていた研究を加速させる。
 
 そこに襲来するのは異世界から来た英雄、エクス・アルビオ。
 過去に行き倒れているところを加賀美が見付け、可哀想に思って一晩泊めてやった間柄である。
 しかしエクスは師匠を喪い、闇の力に呑まれていた。そして何者かから加賀美の悪行を聞き付けて加賀美インダストリアルへと迫る。
『悪を滅ぼす』。堕ちてはいても英雄の行動理念は変わらない。ただその手段が破壊と殺戮に変わっただけで。
 
「この会社で一番高い物って何ですか?! 僕はやっぱり社長の首だと思うんですよね!」
 
 手近な工場や支社を単身で破壊したエクスが本社へと迫る。
 加賀美はここぞとばかりに人型量産戦術兵器「ゴーレムくん」を投入するが、異世界の力を有するエクスはその魔剣により鋼の塊を無造作に斬り捨てていく。多勢に無勢である程度の足止めこそ出来ているが時間の問題だろう。
 社長室でそれをモニターしていた加賀美は歯噛みしながら左右を窺った。
 不安そうに画面を見詰める葉加瀬。どうするのかと問うように、薄ら笑いを浮かべながらこちらに流し目を向ける夜見。
 ここで最も価値のあるモノとは——
 
「……アレを出します」
「駄目だよ! あれはまだ未完成……」
「最終テストまで到達しています。ここで足掻かなければ、全て持って行かれるかもしれません。……分かってください」
 
 何故加賀美がそれ程に力と資金を求めていたか。それは更なる力と自身の夢の為だった。
 人間が搭乗する大型人型ロボット。新型大量破壊兵器を社会に投入することによる更なる技術発展。己が悪役となって世界を進歩させること。
 そんな口上は今はどうでもよかった。
 この手で大切なモノを守る為に立ち上がらねばならない。周囲からの猛反対に遭いながらも社長権限で加賀美自身が搭乗することを前提としていた機体なのだから当然だ。
 それに不思議と血が沸いている。まるでずっとこの日を待っていたかのように。
 
「……わかんないよ」
 
 しかし葉加瀬は告げ、加賀美は突如夜見に背後から拘束される。
 驚愕する加賀美の前から葉加瀬は立ち去った。「ごめんね」と最後に言い残して。
 
「まさか——……夜見さん! これを解いてください! いやそれよりも、葉加瀬さんを止めてください!」
「んーん、それは無理。……冬雪のお願いだからね」
 
 夜見はどこか寂しそうに笑う。加賀美は暴れるが拘束は解けない。どんなに叫んでも誰にも声が届くことはない。この社長室は加賀美が何をどう歌ってもいいように防音完備なのだから。
 ——屋外。最後のゴーレムを倒した英雄の前に異形のロボットが現れる。黒く、美しく、それでいて禍々しい機体だ。
 
「もしかして社長さんですか? やば、かっけぇ……」
「……」
「でも勝つのは僕ですけどね!」
 
 眼を輝かせるエクスが駆ける。ロボットもまたあらゆる攻撃を仕掛けるが、その動きは精彩を欠く。
 コックピットに居るのは葉加瀬だった。共同研究していたのだから動かし方は知っている。会社の者達も必死でバックアップをしていた。しかし元々加賀美に合わせていた設定を突貫でチューンし直しての操作は困難を極め、おまけに元々葉加瀬は操縦が得意ではない。
 剣1本の英雄に対し数多の銃火器を積んだロボットはエクスを消耗させるも戦況は僅差。爆煙と斬撃が交錯する熾烈な戦いの末、遂に魔剣がコックピットを斬り裂いた。
 
「これで終わ……、え……?」
「っ……!」
 
 割れたバイザー越しに見えた銀髪に、エクスの剣が一瞬止まる。
 その隙に葉加瀬はとあるボタンを叩き押した。
 閃光と共に大爆発を起こす機体。
 それを映す監視カメラとマイクが一時的に機能を失う様を茫然としながら加賀美は見ていた。いつの間にか拘束は解かれていた。
 暫くして映像が戻る。瓦礫の中、ゆっくり立ち上がる者が居る。
 
「びっくりした……1回死んじゃったな。流石にちょっと休憩しよ」
 
 鎧や剣を煤だらけにしながら、エクスは数歩歩いて手近な瓦礫に腰掛ける。
 その折、真っ黒な丸い物が足先に当たって転がって行ったが英雄は気にも留めない。だが加賀美は気付いてしまった。
 あれはヘルメットだ。恐らく中身入りの。
 
「……——!!!」
 
 引き絞るような慟哭が社長室に響く。悪魔の歌声よりずっと悲惨に張り上げても外には届かない。
 それは何を後悔し、何を怨むものであるのか。崩れ落ちた加賀美の背中を夜見は見ている。両者の表情は窺えない。
 
「……殺してやる。絶対……絶対に殺してやる……!」
 
 暫しの後、ゆらりと立ち上がった加賀美の口から漏れたのはこれまで見せたことの無い純粋な憎悪だ。
 
「……全社員に告ぐ。これから我が社の総力を挙げて敵を排除する。本当に手段は問わない。社内も戦場になるだろう。逃げたい者は逃げて構わない。……俺に——加賀美に着いて来れる者だけ来い」
 
 社内放送は色々な意味で前例が無い物だった。
 ある社員は雄叫びと共に拳を振り上げ、ある社員はそそくさと退社した。葉加瀬と面識のある社員は涙を拭い、社長に心酔していた社員は寧ろ困惑ともに右往左往した。
 一枚岩ではない、ただのか弱い人間の集団など、ひとつの強大な力の前には無力である。
 故に加賀美は冷徹な表情で事を進めた。
 
 半刻も経たずして街は大混乱に陥っていた。
 ドローン、ロボット、戦闘ヘリ。たった1人を殺す為に、あらゆる兵器が投入されていた。
 周辺の被害など一切考慮していない。一般人が死のうが建物が破壊されようが無頓着に攻撃が加えられ、市街は廃墟へと変貌していく。
 それでも英雄は止まらない。幾度かは倒され、その度に復活した。市民に憂いて反撃の手を止めることも無かった。寧ろ最初は市民を盾にしていたが、効果が無いと分かればすぐにやめた。漆黒の鎧が血と埃で更に黒く染まっていた。
 加賀美に届くのは戦況報告だけだ。悲鳴や内外からの停戦の進言が聞こえようが一切無視していた。持っている力を全て投入し、蹂躙し、破壊の限りを尽くしていた。
 
 だがそれもいずれは終わる。夥しい死体と瓦礫とガラクタを残して街は静まり返っていた。
 社内もまた同様だ。あらゆる資源が尽き、英雄の侵入を余儀無くされた後は一部屋一部屋で悲鳴や祈り、慈悲を請う声、社長を讃える断末魔と加賀美への呪詛が折り重なる。
 それももう無くなった。後に残るのは数多の肉塊のみ。
 痛い程の静寂に包まれる中、エクスは社長室の扉を開ける。
 待っていたのは加賀美だけだった。酷く疲れた微笑みを浮かべていた。
 
「……1人ですか?」
「ええ、秘書にも逃げられてしまいました」
 
 これは本当だ。加賀美が気付いた時には夜見の姿は無かった。動揺はしたが数秒の間だけだった。それも当然と納得出来たからだ。こんなことをして、見限られない筈が無い。
 もう何も無い。企業のトップとしても、破壊者としても、人としても。全てを失った——自ら擲った男は、最後の裁きを待つ。
 それでも随分楽しかった。勝手に笑えてくる程に。
 
「……私の負けです、エクスさん。さぁ、この首を持って行ってください」
「嫌です」
「…………は?」
 
 エクスの即答に、加賀美の反応が遅れる。
 英雄は最早相手を見てすらいなかった。室内を見回し、棚に置かれた数々のトロフィーや盾を眺め、うろうろと歩き回った結果何にも興味を持たなかった。
 
「ここに価値のあるモノは何も無いです。もう少し何かあると思ったのにな……」
「……ふざけるな……——ッ!」
 
 想定していた悲劇の幕引きが叶わず、憤りを露わにして隠し持っていた小銃の銃口をエクスに向ける。
 しかし引き金を引く前に翻った魔剣によりそのボディは容易く分断され、中途半端な爆発が加賀美の手を焦がした。間合いは開いていた筈なのにと、遅れて驚愕するぐらいの早業だ。
 本当に敵わない。誰も裁いてくれもしない。それを悟り、顔を歪めた加賀美に対しエクスの双眸には軽蔑さえも無かった。
 ただその様子を眺めて、それから一切の感情も無いまま振り返り、その場を立ち去った。それが最も効くなどと考えていもしない。せめて何か他に無いかと、探索対象を他に向けるのみだ。
 
「…………」
 
 残された加賀美は茫然と膝を折ってへたり込む。そしてゆっくり左右を眺めた。
 誰も居ない。葉加瀬も、夜見も。今更それを実感して、足元が崩れていく感覚を知る。涙さえ出て来なかった。
 本当に欲しかったものは、守りたかったものは何だったのか。思い起こされる記憶は偏っていた。褒め合って、馬鹿にして、照れて、歌って、楽しんで、3人で笑い合っていた。己が悪であることを忘れる程幸せな日常が其処にはあった。
 先程断たれた銃の破片を手に取る。しっかりと両手で握り、鋭く尖った切り口を喉元に当てる。両眼を閉ざした様子は祈りにも似ていよう。
 それでいて願うことなど何も無い。何の決意も覚悟も必要としない、さも当然とばかりの自然な動きだった。あとはそれを引き寄せるだけだった。
 
 その手に、別の手が重なった。
 
「……駄目だよハヤト。君にはまだ、使い道がある」
 
 眼を見開いたが視界には誰も居ない。背後から手だけを伸ばした男は加賀美の首筋に注射を打つ。
 その声には聞き覚えがあるどころではない。全身の力が抜け、強烈な眠気に襲われる中で辛うじて肩越しに振り返りながらその顔を確かめる。
 白い肌、緩く笑った口元、移動弁当屋のロゴ入りの帽子。ランチタイムに本社前に屋台と共にやって来るその男の素性は計り知れない。ただ情報屋兼便利屋として聞き及んでいたその名は——
 
「夢追……さん……?」
「さ、一緒に行こう。——緑仙が待ってるよ」
 
 
 
 
《第2部に続く》(※続きません)
 
 
 
 
《嘘予告》
 各地で蹂躙を続けるエビオオルタ。
 彼を止めようにも正面衝突は分が悪いと作戦を考えるでろーんの前に、敵か味方か分からぬ女・夜見れなが現れる。
 彼女や仲間達と人々を救い、ついにエビオの封印に成功した一行だったが、突然現れた3人組・le jouetと夜見の裏切りにより行動不能になってしまう(尚この時の加賀美は死んだ眼をしている)。
「勝手なことされると困るんだよねー」
 まだまだ遊び足りない緑仙。ここぞとばかりにフリーダムに暴れる委員長や敵キャラの皆さん。
 果たしてでろーんはこの世界を救えるのか——?!

こういう設定を想定してました的ないつもの乱文。

本文と同じ長さだって? わざと描写してない所あるから当然だね!
何故か本編に居なかった人も居ます。
(過去ツイートで出した分も一部含んでいます)
 
 
■加賀美
「戦争は技術発展を促すんだから、自分が世界の敵になれば人間がより進歩するよヤッタネ社長!」
 という発想はあくまで建前。
 最初は親の会社を発展させるだけで満足していたのが、次第に金儲けを目的とし、それにすらも飽きて、自分を滅ぼす者を待つようになった。発想が魔王。
 でもただやられるのは嫌、バチバチに熱いバトルをやった上で倒されたいと思っている。負けず嫌い。
 そして持ち前のロボ好きが高じて自分のガ○ダムを作る。実は結構(葉加瀬や夜見と)作る過程が楽しかったので本当は使う予定は無かった(完成してもすぐに使う気は無かった)。黒いのも勿論加賀美の趣味。
 だがエビオルタがやって来てしまったのが運の尽き。最終決戦キタ! でも予定より早いぞ大丈夫か?! と思っていたらマジックラボに先手を取られる。ここに至るまでの女性陣の思考を読み切れていなかったのがこの世界線の加賀美の敗因。(第2部で明かされるやつ)(過去回想で葉加瀬が夜見やゆめおに対して、社長のことを心配する何気無い会話とか出て来てファンを不意打ちで泣かせるやつ)
 後はもう転がり落ちるだけ。ロボット物あるある楽しいね。ちなみにゴーレムくんのビジュアルはマイクラのアレです。
 
 本当は前半の時点でもしっかり悪役していたんだけど、「もしふゆれなを喪ったらとんでもなく闇堕ちして悪役が加速するのでは?」という発想が出て来てしまって勢いで書いた。今回の執筆動機。
 スクリーム上手いんだから慟哭もめっちゃ上手くて切ないと思ってる(不謹慎)。「殺してやる」とか市街戦闘は普段の逆張り(ハードコアメカ配信まだ見てない人は見てね!)。社長命令は作者の趣味、一作に一度は「俺」って言わせたい派。
 この後は抜け殻としてるじぇえの駒。裏世界では逆に箔が付いていそう。
 ハッピーエンド勢は本当にすまない。「死体がちゃんと見付からないのは生きてるフラグ」やマジシャン夜見による葉加瀬生存ルートもあるかもしれない。その時は加賀美をボロボロ泣かせたい。社長が弱ってる時の声は今はガンに効かないが(ry
 
 
■葉加瀬
 悲劇のポン。作中では全く描画されなかったけど彼女もまた悪役。
 騙されているふりをしながら危険な薬物やスライムを作っていた科学者。天才科学者の子供として不遇の人生を歩んできたが、加賀美にラボごと買収され、マジでガン○ム作ろうとしてんの? バカじゃない?とか思いながらも何やかや楽しく協力していた(恐らく素材関係と夜見のマジック用品を研究したり作ったり)。トンファーの練習もしている(なお最初は「葉加瀬さん、それ持つ所違います」「マ?」と社長とギャグみたいな会話をしていたと思われる)。
 加賀美は葉加瀬に対し開示する情報を狭め、なるべく悪行が伝わらない・関与させない方針だったのだが、葉加瀬の方はいけないことをしていることは薄々勘付いていた(というか夜見がこっそり情報を横流しもしていた)。それでも元々罪悪感が薄いのと、恩があったり一緒に居るのが楽しかったり自分が居なくなったらこの人どうなるんだろうな?みたいな感情で離れずにいた(恋愛ではない)。
 加賀美の自暴自棄なところも見抜いていて、もし何か本当に危ないことをしようとしたら止めるから協力してね、という話を過去に夜見にしていた。
 エビオルタにゴーレムくんが倒されているのを見て、これは死ぬ気じゃないと対処出来ないと冷静に判断。自分と社長のどっちを生き残らせるべきか?などを瞬時に考えた結果の「分かんない」、その後加賀美がどうなるか察しての「ごめんね」と続く。
 なお自爆すれば流石に倒せるだろうと思っていたので、それに失敗した挙句加賀美が街ごと全部ぶっ壊すとまでは思っていなかった。
 もし生きてたら眼帯して記憶失ってて夜見にいいように駒にされて、加賀美に対して「誰……?」って言って欲しい。るじぇえvsふゆれな。絶対熱い。
 
 
■夜見
 ある意味黒幕。敏腕仕事人。闘技場関連でも協力しているので多分付き合いは結構長い。
 普段は秘書、コロッセオでは司会や余興のマジシャン、実務ではスナイパー役等。人体消失マジック()の使い手。実情は雇用関係というより需要と供給が一致しただけの協力関係。白と黒、2つの人格を持つがどちらも然程変わらない。単純に2コアCPUなので強いだけ。
 その真意はさっぱり不明。というか可愛い子とイチャイチャしたり可哀想な姿を見たいだけな気がする。
 その為に加賀美の傘下に居て、葉加瀬と出会って恋人じみた関係を満喫(一方葉加瀬は夜見を友達だと思っている)。それでいて自分や加賀美の本性を知ったらどんな顔するかなーと少しワクワクしていた。Sっ気あり。
 加賀美インダストリアルのキナ臭さも感じ取っており、エビオを引き寄せた張本人とかだと面白い。なんせ加賀美が世界に宣戦布告すると可哀想な子は増えるが平和にイチャイチャ出来ない。だったら準備が整う前に思いっきり発散させてしまえ、的な。

可愛い可愛い葉加瀬の為に協力はするけれど、好きな子をむざむざ殺すことも無いので土壇場で脱出・死体偽装させる生存ルートは普通にありそうな気がしてきた。なんせマジシャンで秘書ですから。社員の中に鳩が混じっていてもおかしくはなかろうよ。
 正直加賀美は殺されてもいいかなーとか考えていそう。泥舟からは華麗に脱出して生き残るタイプ。強か。でも夜見は(馬鹿げていると思いながらも)ここまで力を付けた社長を凄いと思っているし、社長も夜見を咎めないどころかその眼と腕を賞賛しているので飯組はお互い尊重し合っているてぇてぇグループです(白目)。
 第2部でも怪しいムーブを続けるけどそもそも最初から緑仙とも繋がっていそうな気もしてきた。全てはマッチポンプ。2人の掌の上。でも夜見はいずれ堕とされそう。その時はきっと葉加瀬(と復活した加賀美)が助けてくれると信じてる。
 
 
■エビオ
 反英雄。強い。どう考えても強い。スワベママの絵の時点で強い。
 どうして闇堕ちしたかは色々パターンがあると思うので想像にお任せするとして、それでも根っこは変わっていないというのが肝。
 つまり加賀美は悪であると誰かから聞き付けて討伐しに来た(もしかして:夜見)。
 ただ一番高いモノを狙ったのは、それを集めたら師匠を復活させてやるとか何とか誰かに騙されているのかもしれない。英雄はこういう所は素直そうなので。
 エネルギーの根源が異世界なのでこの世界の理論が通じず、よって鋼鉄も斬れる。でもスイートベリーの棘で死ぬし爆発のダメージは多少受ける(師匠との爆弾解除で死んでいたことに由来)。男の子なのでロボットは普通にカッコイイ。
 コックピットの葉加瀬を見て止まったのは最後の良心だったかもしれないが、その後自爆が無ければそのまま斬っていた。
 死んでも死なないのは「残機」がいっぱいある。もしくは無限にゲームオーバー→その場でリスポーンを繰り返せる。だって英雄だし。
 市民をも盾にするゲスムーブがめっちゃ似合ってびっくりした。この話を考えた時、社長を闇堕ちさせた時点でエビオがその首に興味を無くすところまでストトーンと見えたので、本当エビオは凄い奴だと思う。慈悲も興味も無い。
 第2部でも歩く災厄扱いされててほしい。そして主人公(でろーん)の手で滅ぼされて「ようやくまた会えましたね、師匠……」ってなってほしい。
 
 
■ゆめお・緑仙
 黒幕とその手先。
 ゆめおはモブ(お弁当屋さん)のように見えて情報収集と暗躍を続けている仕事人。加賀美と仕事(黒いの)をしたこともあるが、全てを曝け出していない。というかゆめおは加賀美のことをほぼ全て知っているが、逆はあまり知らない。夜見とは利害の一致による協力関係にある(夜見しか知らない社長の情報をゆめおが買う等)。
 そのゆめおを連れている元締めが緑仙。企画者だしね。一番の黒幕。でも夜見と仲良しなのでゆめおがハブられる時もある。
 しかしどっちも葉加瀬の死は想定外で「マジで?」「なんで?」「なんで誰も止めなかった?」「止めろよ加賀美!」「いや夜見か!!」「やりやがったあいつ!!」ってなってそうだし、結果ぶっ壊れた加賀美には「マジで?!」「そこまでやんの?!」「めっちゃブチギレてんねぇ!」「やっべ面白くなってきた!!」ってなってるに違いない。こいつらが一番の悪であってほしい。
 そして無事に加賀美を回収出来たのでこの玩具で色々遊んでほしい。でも想像すると何かエロくなるんだよね。まだ緑仙の方がマトモまである。ゆめおの方が底が知れない。
 
 
■社・黛
 今回出て来なかったIT部門協力者。加賀美は人身売買組織で良さげな人材が居たら買い取って黛の施設に預けて教育しているという設定があった(全く出す機会無かった)。
 前々から加賀美のことを少し危なっかしいなと思ってはいたが、傍目から見れば温厚だし頭も回るし、葉加瀬を得てからは何か楽しそうだし大丈夫かなと思っていたらコレである。
 2人は社外の別々の場所から見ていたので、「加賀美インダストリアルがエビオルタに襲われたと思ったらロボット出て来て大爆発してそれでも倒せなくて市民無視で大殺戮してそれでも倒せなくて本社が制圧された(社長の安否と行方は不明)」というトンデモ状況。
 社は銀○声で「何やってんのシャチョォォォ?!?!」って吠えてて、黛は「(ハヤトさんがこんなことする? でもハヤトさんじゃなきゃこんなに兵器動かせないよな? ということは最初のロボットに乗ってたのは別人で、それで負けた結果がこれってことは……)……あ」と名推理していそう。
 多分第2部で2人の元に抜け殻加賀美がやって来て手駒に加えようとしてくる。というか社は既に黒幕の1人なんだけどお嬢の尻拭いで手一杯だったと思われる。何故か今の私の脳裏には社の腹をナイフで刺す加賀美と、「ハヤトと一緒に働きたくない?」と黛を笑顔で誘うゆめおが見えていますがどうしてそうなったのかはさっぱり分からないし続きは出ません。
 
 
 そう! ここまで色々書いておきながら! 続きは出ないのである!
 だってでろーんさんとか実は結構知らない方なんだもの! 本編に組み込めない!
 だから気になった人が書/描いてほしい! もれなく私が喜ぶ! 宜しく!お願いします!!!

小説SMC組葉加瀬冬雪夜見れなエクス・アルビオle jouet

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