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 プロフィール・説明Twitterマシュマロ

最終更新:2020/12/07 16:55

2020年11月19日にあった『【ぼくのなつやすみ2】事件の香りが気になり過ぎて虫どころじゃなくなった男【にじさんじ/加賀美ハヤト】』の冒頭の「ご報告」があまりに見事でハートにぶっ刺さり申したということを語りたいが為の記事。
その特性上、話題となったライバーやその人がやったことにガッツリ触れますので何か悪い予感を感じた方はブラウザバック推奨です。

また、私は「そのライバーに度々憤りを感じていた側」でしたが今回の件である程度緩和したので、何が起こったかの記録兼お気持ちの殴り書きをしています。
信者が下らないことを長々書き連ねているのがムカつく方、これを持って誰かを殴りに行こうと思っている方もブラウザバック推奨です。私も大概頭蛮族ですが争いはゲームと妄想の中だけにして頂けると幸い。

まずは配信の冒頭10分をご覧下さい(0:30ぐらいから開始)。以降、概ね話の流れの通りに感想を書いてます。

なお報告パート後の「ぼくのなつやすみ2」ですが、このシリーズを未見の方は是非最初のパートから、せっかちな方はひとつ前のパートからのご視聴をオススメします。
連続した感動イベントが途中からになる為です。こっちも切なくていいお話なので今回の件とは切り離して出来れば全部見て頂きたいところ。あとムシキングが熱い。

誰にとっての話であるか

今回のお話、社長の体感で言うとこうなります。
・9割8割の人にはどっちでもいい
・0.5割の人は夢追さんの名前を受け付けられない
・0.5割の人は社長が夢追さんに全く触れないのが辛い

これ、物凄く重要。
社長はこの少数派に対し「企業所属ライバーとして、本来目を向けすぎるべきではない」と言ってます。
実際そう。サイレントマジョリティ・ノイジーマイノリティという言葉もあるように、声が大きいだけの少数派の意見を聞きすぎてはいけないというのは企業活動の基本です。
でも社長はそれを汲み、きちんと説明した。そこの社長の誠実さと人間味(人間性ではない)が見出せる訳です。

ちなみに私は話題の一員、名前を受け付けられない派でした。この話切り出された最初こそ「9割が関係が無いかどうでもいい? 洋楽の話とかか?」とか思ってたんですが、名前を出された時の冷や汗めっちゃやばかった。
でも後々改めて考えると正確には「名前を全く受け付けない訳では無いが、関係無い配信上で見たくない」「出来れば何の説明も無くコラボしてほしくない」派でした対戦宜しくお願いします。後の文中では便宜上めんつゆ派としています。
社長に直接マシュマロ等は送ってませんが過去数回夢追さん絡みのお気持ちをTwitter並びにふせったーでしたことがあります。毎度口数が多くてすまない。

なお「まだサクラを許してないの? 長くね?」「犯罪暴露したのは悪いと思うけど、名前を見るのも嫌って程になる? ゆめおはちゃんと謹慎したし反省して普段の活動をしてるんでしょ?」と思う方もいるかと思います。
違うんだ。
犯罪(になり得ること)を裁くのは法。これは前から知ってる、何なら炎上時からそう思ってる。それを私刑するつもりは無いしそもそも出来るものではない。
問題はその後、復帰後のムーブで怒ったり呆れたり落胆したりの結果、遂には割と嫌いになったりしたのです。圧倒的感情論。
そうなった要因は人それぞれですが私の場合を一応書いておきます。長いんで畳みます。別に見なくてもいいです。

ちなみに今(これを書いてる2020年11月21日)はもう誰も恨んでいません。
強いて言えば夢追さんはあんなことしてアホちゃうか、ちゃんと改善しろよとは思いますが、まぁその程度です。
後でまた掌返すかもしれませんが、今の所はもう過ぎたことです。そういうことにします。

知りたい方のみ閲覧推奨

ここが嫌だよ夢追翔。
Twitterでは黙ってたところもあるんですが一応記録しておきます。感情論で理屈が薄い部分もありますがご容赦を。許せるラインは人それぞれだと思います。
前述の通り今は最早どうでもよくなったので、これを誰かを殴る武器にはしないでくださいね。
 
・「夢追翔」のイメージを落とした。
 →夢追さんの配信を見てたりファンアートを見てる時に「でも人を騙して金稼いでたんだよな……」と脳裏を過ぎる時がある。まぁ迷惑。
 →以前は結構好きだったんだけどね。ただ残念。
 
・にじさんじという箱の評判を落とした。
 →「にじさんじ? 犯罪者が出たんだっけ?」と言われかねない状況を生んだ罪は法で裁けずとも(或いは裁けないからこそ)重いと思う。
 →ライバーは勿論スタッフや関連企業の人にも含めて多大なる迷惑を掛けているのが容易に想像出来てムカつく。自分が働いている会社や関連会社で同じこと起こったら「はぁ?!」ってなると思う。それで済めばいいねレベル。
 
・犯罪暴露した人と社長が絡んでほしくない。
 →代表取締役という立場、案件も多く貰っている立場を大事にしてほしい。ここが要因として一番大きいかも。
 
・夢追さんの名前を出す伝書鳩がウザい(継続的)。
 →社長が全く触れていないのに度々現れる、一部配信で数分間「ゆめお」だけで埋まるの怖い。
 →ただ原則として鳩は絶滅させられないことは知っている。こっちもブロックは随時行っている。でもそれにしても多い。
 →夢追さんも注意はしているが「夢追の名前を出しまくるのやめな」「配信者が話題にしてもいないのに夢追の話を出しすぎないようお願いいたします。」など回りくどい。多少なら名前を出していいのか?
 
・スマブラ大会中、フリチャで夢追さんが社長の名前を出す。その結果私に不快感共有マロが飛ぶ。
 →楽しい大会ムードに水を差された。これは大分私怨のようでいて、超根幹で言えば夢追さんがやらかさなければ不快になることもならなかったので夢追さんのせいってことにしちゃう。
 
・自分の公式グッズに対して「売れるとまた起用してもらえるのではないか」という旨のツイートを復帰から20日経たずにやる。(その後謝罪)
 →推しのグッズが出てほしいのに出ないリスナーはどう思う?
 →謹慎明けすぐのライバーとセットのグッズを出されたライバーのファンの気持ちは?
 
・夢追さんの3Dお披露目配信最後に社長の名前を出す。
 →社長はずっと名前出さなかったのにどうしてそういうことするかな。
 
・TGS案件と白百合さんとのコラボ、メンズ歌リレーが連続してダブルブッキング。
 →案件の性質上とタイミング上、前者は防ぐのが困難だったかもしれない。
 →が、同じことを2回繰り返してる。予定変更するならもっと早く動けた。結果、「リレーは自分の枠が被っていなければいいだろう」という思考が透けて見える(指摘されるまで気付かなかったのか)。案件先とリレーする人双方に失礼。
 →ゲームのパブリッシャーやデベロッパーにとって、1000や2000の視聴者は結構大きな数字。それを自分の都合で気安く動かすというのは苛立ちが大きかった。私はそっち方面寄りの人間なので特に。
 
・Zeppライブのブルーレイの副音声がle jouet。
 →私は事前放送の情報見て夢追さんがいそうだと購入見送り(金欠ってのもあったけど)。発売後にキャスト知って買わなくてよかったと安堵する。
 →これはどちらかというと運営の所為な気もするが、夢追さんがやらかさなければ楽しく見れたかもしれないので夢追さんの所為。理不尽だと思う? でもそれだけのことしたんだよ。
 
・大人の事情で降板となった「みどりさんといっしょ」案件前にジョー・力一さんに「ソウル預ける」ツイート。
 →何故降板させられたのかと、そんな人間の魂を預けていいのかを考えろ。
 →りきちゃんさんは「棚ぼた」と言ってはいたし前々からの縁もあるだろうしネガティブには思わないだろうけれども。汚いソウルを頑張ってる他ライバーに押し付けんじゃねぇと反射的に思ってしまった。多分外野だからこその感想。
 
以上のように、箱に対して迷惑を掛けた・自分の行動により他者に迷惑を掛けるという意識があまり見えず、度々謝罪や対処を挟みつつも改善らしい改善がなされていない。
更に炎上前は社会人としての振る舞いは出来る人物だと思っていた分、反動で失望と不快感が大きい。
この結果通常時はまだしも、エンタメを楽しみたい時にその名前を見たくないめんつゆ(希釈前)と化しました。身勝手だね。でも人の感情ってままならないんだ。

何故この話をするのか・今後の方針

さて、社長が何故この話をするのかというと、端的には翌日の桃鉄コラボの為。
であると同時に、来年2月のにじさんじFes(社長と夢追さんを含めた6人でライブステージをやります)、そして今後あるかもしれないコラボを踏まえているのかなと思います。

炎上後ずっと名前を出していないと言ってはいますが、これは配信上での話。実はもう既に社長と夢追さんはZeppライブのブルーレイの副音声をやってます(私は内容未確認)。
社長も常々言っているように企業所属ライバーなので、たとえ個人間のコラボは避けられたとしても、運営の方針に完全に逆らうのは難しいでしょう。幸いにも社長は色々な案件から声が掛かってますし、夢追さんが司会の立場として起用されるならば共演する機会も出て来ると思いますし、先方との関係値を考えたら気安く断れないことも大いにあり得ると思います。

また個人間のコラボにしても「後輩がコラボに誘ってくれたのに気を遣わせるのも」というのも実に尤もな話だとは思います。何らかの理由を付けて別の機会にすることも出来ただろうに何故そうしなかったかは推測混じりになるので後述。

とにかく社長は「今後コラボする時もあるから、取捨選択をしてくれ」という結論を報告しました。
分かる。とても真っ当な結論です。社長がそう言うのならば私もそれに従いましょう。
それで終わっても良かった話。なのに社長は、そうしませんでした。

語り口・単枠を取らない

聞いてもらえば分かる通り、終始笑って、時折冗談を交えながら語っています。
それもその筈、大半の人にはどうでもいい話だから。重要に考える必要すらない話題だから。
しんどい層を「めんつゆ」と評して面白くしつつ、一方で「茶化して申し訳無いんですけど」という一言が挟めるところ、すごいバランス感だと思います。本当に茶化されるだけだったら耐えられなかったかもしれない。
そして重要な場面では真面目な口調で真摯に語る。この男、話が上手い。

「単枠で喋ると重く捉えすぎてると思われる」という発言も、前述の通り大多数への配慮ですね。
ゲームと関係無い話だから別枠にしようと思ってもおかしくはないと思うんですが、本当はもっと短く話すつもりだったようなのでどっちにしても一利あるかなとは思います。
重要なのはどちらかというと「そういう思考をしていると告げること」でしょうか。ちゃんと考えた結果こうしていますよ、というアピールは大事。多分今回、少数派は勿論多数派にもそれが伝わったものかと思います。

「しんどい」というフレーズ

「名前を出されるのもしんどい人達」「全く関わらないのもしんどい人達」。
ここにも社長の言葉選びの妙がありまして。
社長は日頃から概ね「嫌い」という言葉を使いません。「苦手」という言葉すら回避して「得意ではない」という言い方をするぐらいです。

そのフィルターが存在していることを踏まえると、恐らく社長の手元には「名前を出すな」とか「コラボしてください」みたいなもっとはっきりとしたメッセージが届いているのではと推測されます。ここは私の性悪説入るんですが、全員が全員言葉をオブラートに包んでるわけないしもっともっと鋭いのもあるだろうなという予想です。
でもそれを敢えて「しんどい」という言葉にしてくれた。(実際私も一時期滅茶苦茶しんどかったので非常に正しい表現)
この表現であれば無関係の大半も「まぁそう思う人もいるかも」と思いやすかったのではないでしょうか。

この報告をするということ

本来ならば、このような場を設ける必要はありません。
特に社長は自分をエンタメと称して楽しいことを見せる主義なので、マイナスな印象を与えることは極力やらないようにしています。
「でもなまじ時間を空けてしまったから、いきなりコラボの告知をするとびっくりしてしまうかもしれない」。
ここ、社長の言う「びっくり」の前には言葉を選ぶような間があります。

めんつゆ当人から言わせてもらえば、もしそんなことがあったらびっくりどころか死んでたかもしれない。どこまで弱いねんと思うかもしれませんが人によってはグッピーより脆いので、ちょっと水温が変わったらすぐ死にます。めんつゆに熱湯を注がれたらめんつゆとしての自我が消えるのです。
多分社長もそれを理解していて、でもそう言ってしまったら「何だそれ」「弱っ」みたいな反応が多数派から出て更にめんつゆ派の心が折れてしまうと察知して、このような言い回しにしたんじゃないかと思います。もう出てたかもしれないけど。

でも面倒臭いと思いますよね、そう面倒臭いんです。
だから本来なら切り捨てられてもよかったというか切り捨てるべき層だったのかもしれません。ただ社長はそうしなかった。
ツイートでコラボ告知するでもない、単枠を取るわけでもない、「ソロゲーム配信+その告知ツイートにご報告の文字+冒頭10分」。社長の見出したこの「距離感」はとても丁度良かったと思います。

なおコラボの告知を誰よりも早く社長が行なったのは、他の人に事前に根回し済みだったんだと思います。配信冒頭でこういうことをしますからその後で告知を出してくださいと。全てはめんつゆを殺さない為に。
もうね、ありがたい以外に何も出て来ない。

夢追さんに対しての意見

「あの件については馬鹿野郎だと思ってます」。
「悪いことをしたから許さないという社会は辛い」。
「名前を出すのも辛いという人の気持ちも分かるからこの判断は申し訳無いと思う」。

この言葉が無かったら、やっぱりめんつゆは流れて消えていたかもしれません。
そもそも名前も見たくない派にとってしたら、どんなに自衛したところで、推しと名前も見たくない人間が一緒に配信しているという事実にも抵抗がある訳です。
頭では文句を言う筋合いは無いと分かっていて、表には出さないようにと黙っていたとしても、感情がそれを許さない。

でも「理由」があれば、「納得」が出来れば、その嫌悪感は低減させられます。
夢追さんの3Dお披露目配信の最後に社長の名前が出された時、無理矢理私が「可能性」を見出そうとしてツイートしたのはこれが理由です。理解すれば不都合な真実も飲み込みやすくなるのです。
ただ社長の性格を考えれば(そして相手との関係性を考えたら)この内容、積極的に言いたくはなかったのでしょう。でも言ってもらって正解でした。少なくとも私は救われた。本当にありがたいです。

そしてこの言葉、社長の代表取締役としての立場を守る為のものでもあったと思います。本来の目的は寧ろこっちかな。
私が「社長と夢追さんが積極的に絡んでほしくない」と考えるの根本原因は「加賀美ハヤトは代表取締役という立場でありながら、犯罪を告白し反省があまり見えない人間と接するのはどうかと思う=そういう人と接することでこれまで培ってきた『代表取締役・加賀美ハヤト』像が崩れてしまう」というものです。私は社長らしい社長が好きなので、それを壊されるのが嫌で、その可能性となり得る名前を嫌悪していたわけです。

でもそれと同時に「でも社長は人情派だし、失敗は糧にすればいいって主義だし、リスナーからは見えない夢追さんが見えてるし、社長の説明に納得がいくなら許そう(いかなかったら離れよう)」と前々から思ってました。(復帰直後のシミュレーションと当時何故夢追さんに対して恨みまでいったか参照。それこそ4ヶ月前の話なので今とは違いもあります)
さて、これを踏まえて改めて社長の回答をご覧頂きたい。

パーフェクトだ、加賀美ハヤト。(拍手)

悪いことは悪いと言い、それでも人情を忘れず、再挑戦の機会を与えつつ、まだ許せない人はそれでいいとする。
「馬鹿野郎」というのはこれまでの社長の中で最大級の罵倒です。多分初めて聞くレベル。それを敢えて使ったことから社長の倫理観は正しいと分かります。
「ご飯やお酒の味」でちょっと悔しいが泣くかと思いました。しゃぶしゃぶ、各ランク帯飲み会、福岡のラーメンetc。こういう以前の関係を知っている人程ぐっと来る具体例を挙げるのは狡い。
「私も沢山失敗してきた」で私は自分が前日したツイートにバクスタされました。そう、加賀美ハヤトは失敗していい、怪我していいが身上なんです。
法で裁けぬ感情論については、ソースを失念してますが「世の中は『なんとなく好き』と『なんとなく嫌い』で出来ている」という過去の社長の意見にも繋がります。理屈ではなく感覚として許せない人がいる、それはもう仕方無い。その許容の姿勢がとても嬉しく思います。

そして社長が「触れない」ことを決めた5ヶ月間。社長はリスナー(恐らく潜在株主に限らない)を見て、夢追さんと他ライバーを見て、考えていたんだと思います。
いつ、どう触れるのか。そうやって決断し、発表する時がこの日だったということでしょう。

社長は社長の信念に従い、その結果気分を害する人には申し訳無いと言いつつも中道を通した。
自分も相手も第三者も、全てを汲んだ良い判断。素晴らしい。これぞ企業のトップに立つ男。
意外性を含む解釈一致が社長の魅力なんですが、今回については解釈は勿論、ただの個人の「理想・願望」まで叶えて頂きまして、そりゃあ泣くわ。ありがたさで。顧客満足度200%。他に何の文句が言えよう。言われた通り、後はこちらが取捨選択をするだけです。

ちなみにその後の「シンガーソングライターどうなんですか」というお説教ですが、こっちは結構予想の範疇外でした。
夢追さんが復帰後に1曲新曲出したことは知ってて、その後ちょくちょく歌枠をやっていたようなんですが、肩書きを踏まえて見ると確かに足りないかもしれない(これは私があっちをよく見てないのでちゃんと判断出来ない部分)。
こういうお説教も裏でしてるのかなーしてたらいいなーと過去に思ったこともあってその部分は解釈一致なんですが、配信上で敢えて発言したという意味は結構重いと考えるべきでしょう。なんせ社長は基本的に駄目出しをしないから。ガチのやつって歌詞作りと某先生の運営批判あたりぐらいですかね。

「カッコいい話もダサい話もさせて頂いて」から導き出せるのは、社長は夢追さんを見捨てなかったということ。
社長が飲みに行ったら何の話をするかというのは京まふ振り返りが参考になるかもしれません。この手の話題、夢追さんは困りそうだな〜と個人的には思ってます。隠と陽の差がでかすぎて。
そして同時にちょっとだけ感じるのは、それもいつまで続くのだろうということ。

社長は縁を簡単に切る人ではないと思ってますが、それでも説教をしたと配信上で告げることは、夢追さんの行動が更に厳しく見られるということです。ちなみに3Dお披露目で緑仙さんにも説教的なことを言われていたり、炎上前のアラサーランク帯では社築さんにちょっとだけ自虐すんなと指摘されたりしてます。
その上で改善が為されないのであれば、匙を投げる可能性も0ではないなと思ってます。勿論100でもないというか、0.000...1%とかの超低確率だと思いますけども。あくまで可能性論ね。

一方からの断片的な情報ですし説教の内容もニュアンスもきっと実際とは違うんだろうなと思うので何も断定は出来ないのですが、社長としては配信をやるからには面白いものにしたい筈です。
なので夢追さんにも視聴可能な9.5割の人に「面白かったね」と言われる配信を今後ばんばんやってほしいなと思う次第です。

(2020/12/07追記)
説教したと敢えて言った理由は「彼が嫌いな原因は彼の復帰後の行動にあると知っているよ」というアピールだったのかもしれないな、と後から気付きました。
前述の通り嫌いな理由(許せない理由)は様々にあるのですが、9割の人(の中の大部分)はそれを知りません。
無知のまま社長の話を聞いているだけだと「過去に犯罪をしたこと」か「犯罪経歴を配信で暴露し周囲に迷惑を掛けたこと」が悪感情の原因である、「社長や自分はそれを許せたけど確かに許せない人もいるかもな」と思う筈です。その一方で「なんで許せないんだ? 犯罪の直接的な被害者でもないのにそこまで嫌う必要無くね?」と思う人もいるでしょう。

そこに対して「シンガーソングライターどうなんですか」はある種の回答です。
めんつゆ層が彼を嫌い、許せなくなった原因のひとつは「謝罪配信で音楽活動に力を入れると言ったのにそう見えない」「反省しているように見えない」という点。それを恐らく社長は知っているし、ちゃんと本人に指摘もしているのだろうと今回私は察しました。
ついでに「加賀美がもうやっているので多くを言わなくても大丈夫です」と言われていると感じるのは個人的な拡大解釈でしょうが、ちゃんと伝わっているならいいやと個人的には安直に思ったので、以後大人しくしてます。うーん反省。

また、何が許せないか分からなかった人にとってもこの指摘により「夢追は自身の肩書きに見合った活動をしていないのか? それじゃあ嫌いになられても仕方無いな」というある種の理解に繋がる訳です。結構遠回しな言い方なのでここまで察せる人は少ないかもですが。

ただこれ、本当に諸刃の剣で、聞いている人を納得させられなかったりそれをきっかけに揉めたら社長が反感を持たれたり2人の関係が終了しかねない訳で。実際に「社長も歌出してない」って言われてましたし(シンガーソングライターと代表取締役では話が別とは思いますが、社長は社長なりにその意見も受け止めていそう)。
それでもほぼ好意的な反応に収まったのは、彼を見放すでも擁護するでもなく、しっかり向かい合って言うべきことを言った、その誠実さが評価されたものと思います。

なおこれは完全な勘なので、全く違う理由があるかもしれません。言うべきか結構迷ってたっぽさもありましたし。
でも結果的には間違っていないかった。私はそう思います。
(2020/12/07追記ここまで)

ソロはやるという明言

これまたありがたい部分。
コラボするのは分かった、じゃあそっちばっかりになっちゃうの?という人への言葉ですね。
私は(夢追さん以外であれば)コラボも結構好きなのでソロとの比率とかはどちらでもいいんですが、夢追さん関係無くコラボよりソロが好きという層もこれまたいると思いますので、そういう人には嬉しい情報だったかと思います。

そんで最後に「おしまい!」と締めるところといい、「それはそれとして桃鉄楽しみ」「ちゃんと3人全員ボコボコにする」と言う辺り強い。強敵と戦うことを喜ぶ蛮族最高。
気負うことなど何も無い、ただゲームを楽しむ。そんな姿勢が好きです。

概要文

配信でも言ってましたが現在の該当配信の概要文冒頭にはこうなりました。
「※冒頭10分程度、ゲームとは関係しない話をしています。特に興味なければシークバーで飛ばして下さいませ!」
これ、配信当日は「ちょっとしたご報告があります!」みたいな内容でした。
やはり配慮の化身。サムネもタイトルもぼくなつ(写真は金塊だけど間違いなくぼくなつ)だもんな。

その後

報告配信の後に社長が出したコラボの告知ツイートより抜粋。
「桃鉄最新作を画像の四人で遊ばせて頂きます!!」
サムネの方には流石に居るものの、文面で名前を出していません。普段ならこんなことはしません、ちゃんとコラボ相手の名前を入れます。

これが意味するのは「こういうことなので後は従来通り交流しますね、嫌な人は自衛してください」ではないということ。
社長の配慮はまだ継続されているんです。
社長は1割のめんつゆを切り捨てなかった。そしてこれからも切り捨てない気でいる。
今回は「関わって」と願う層に従う結果となりつつも、「関わらないで」と願う層も守ろうとしている。
これがただ、とてもとても嬉しくて泣きそうです。滅茶苦茶良い人。配信者の鑑。これが推さずにいられるか。

まだ本番はチラ見しかしてなくて、幾分か思う所はあれど4人共楽しそうで、私もそこまでの拒絶感は無くひとつの良い区切りになったと思います。
少なくとも私の中での嫌悪感は薄まった。ただその分社長への愛が濃くなった。
これの是非は一旦棚上げしつつ、今後も社長の配信を楽しみたいなと思いました、まる。

余談:何故「今」だったのか

以降の内容、完全に個人的な推測です。根拠はほぼ無いという前提でお読みください。
まずは下手したらにじFesのチケット売り上げに影響するからというのが一点。
もしかしたら今後(例えば年末)に共演の予定があるからという邪推が一点。
そして「楽しいことの前だから」というのが大きいのではと思います。

12月2日には社長の誕生日がありまして、少なくともSMC組でのコラボが決まっています。そしてもうすぐYoutubeチャンネル登録者数30万人を達成します(11月21日時点で29.1万人)。1月3日はSMC組の1.5周年ですし、クリスマスや年末年始に何か嬉しいことがあるかもしれません(例えば去年はクリスマスグッズが公式から出ました。赤いミニカー持ってる社長凄く良かったです)。

社長は常々自身はエンタメであり、夢を届ける仕事であると言っています。玩具会社の代表取締役がクリスマスシーズンに一部とは言え人の心を折る訳にはいかないと考えたのかもしれません。
また「終わり良ければ全て良し」という言葉もあるように、辛いことがあっても最後が大団円なら良い思い出にもなるもの。
下手な因縁を来年に持ち越さぬように、という配慮もあったのかもなぁと想像してます。

余談:何故「桃鉄」なのか

こちらも推測ですが、前述の通り丁度良く「今」発売された新作だからというのもあるとは思うのですが。
それと併せてこの作品、所謂第三者による「切り抜き動画」の投稿が禁止されているから、というのが要因だったりしないかなとも思ってます。
めんつゆリスナーがどんなに自衛していても、Youtube等の切り抜き動画のサムネで名前を見るのも辛い人と推しが並んでいるところを見てしまうかもしれない。このリスクを減らせるタイトルだから選んだ(コラボを承諾した)とすると更に配慮〜〜!!と泣くしかないです。推測ですけど。

余談:今回の配信が更によく分かるかもしれない雑談枠

報告配信の3日前のにじ3Dを初使用した雑談(マシュマロ読み)枠を見ると、今回の話がより納得がいくと思います。
というかどちらかというと今回の話をすんなり通す為に、にじ3Dという普段より多くの人が集まる雑談枠である種の伏線を張ったのではと思ってます。
こちらで社長は「コメントはリスナーの総意ではない」ことと「自分を投げ捨てること(必要ならば自分で拾えばいいこと)」を語っています。

前者は以前にも同じ話をしていまして、ざっくり言うと「チャットやコメントやツイートやマシュマロ等、目に見えている形で発信している人は見ている人の中の一部。大多数は何も言わないからこそ、そういう人達もいると忘れてはいけないしフラットに見ないといけない」ということ。
まぁ正論。ド正論。クソリプは氷山の一角だし何千人に閲覧されてもコメントが数える程なのは世の常。

後者は「大勢の前で発言するのに緊張するんですがどうすればいいですか」という質問の回答でして「自分を大事にしすぎているのかもしれない」「自分を投げ捨てることを恐れないこと(変わることを恐れず思い切りやってみること)」という意味合いです。
こっちは最初ピンと来なかったんですが、ビビるなやりたいならやってみろということは前々から言っているのでそういう意味なら納得がいきます。

これらを踏まえると、「自分を応援してくれた人の一部を切り離すことになるかもしれないけれどそれは仕方無いと覚悟して、各視聴者層にフラットに扱う為にコラボする」という報告配信が実にスッと入ってくる訳です。
「マグレでしょ?」と思うかもしれませんが、社長はこういうちょっとした伏線を過去に使っているので(3Dお披露目に至るまでの経緯参照)、無関係だとは言い切れないと思ってます。勿論確証は無いんですが、そういうことをしかねない人なんですよ堪らんでしょ凄いでしょということでここはひとつ。

余談:自分の反省点

根本的な理由はどうあれ、社長に本来必要無い気苦労や手間を掛けさせたというのは、確かに我々名前を見るだけで不快になる派の所為でしょう。
黙って耐えていればよかった。それはそう。発信がゼロにはならなくたって、例えば0.5割ではなく0.1割だったら社長も気にしないまま切り捨ててくれていたかもしれない。
ただ少なくとも私は、改善を期待してしまっていたんだと思います。

何か声を上げたら状況が良くなるのではと思ってしまった。主に夢追さんの方に。
でも夢追さんには伝わっていなかったようで(これはどちらかというと私の伝え方の問題かもしれない、あっちもあっちで色々言われてるだろうし)、寧ろその弊害(例えば潜在株主が夢追さんに文句言ってると噂される等)の方が大きかった。
それを把握してからはなるべくそうならないように、なるべくは黙っていました。意見を発信する時も、自分や同じ意見の人を守りつつそうではない人の意見を潰さないようにしました。でもそれすらも、恐らくは正しくはなかった。

本来ならこういうある程度声を出す(声が大きいかはよく分からない)所謂厄介は消えた方がいいのだろうなと薄々思ってはいます。
社長(と夢追さん以外のライバーさん)だけを見て、精々ここ好きBotとして社長の好きな所だけ話していればよかったんでしょう。
社長が「触れない」という選択肢を取ったのは夢追さんの誕生日の時点で察していたんだから、こっちも最初からそうしていればよかった。嫌なものを目撃しようがブロックするだけで終わっておけばよかった。
でも黙っている間に「これだけ荒れているならば社長にはいっそ何らかの表明をしてほしい、ただ黙っているのは苦しい」とも薄々思っていたので、紛れも無く私はめんつゆでした。そしてそれを救われた。

こう感じ取ったというのはひとつの学びであり、反省点も多くありました。でも結局、正解は分かっていません。
「答えは沈黙」とクラピカは言って(HxHは全国民の教科書だから読もう)、それは確かにひとつの正解なんだろうけれど、考え続ける必要はあるとオババも言っています。
何が起こっても本当に沈黙し続けた方がいいのか、どうしてもの場合には(言い方や発信方法に気を付けつつ)声を上げるべきなのか。
正直まだ答えは出ていないのですが、社長にこれ以上負荷を掛けてはいけないというのは肝に命じたので注意します。
声を上げた時は勿論、黙っていても社長はこちらを見ている。コメントは総意ではないと1回目に言われた時以上に本気で実感しました。ならばこちらも相応の責任を持って行動せねばいけないなと思います。

まぁこの記事自体が負荷掛けるんじゃね?という思いもあるんですが、誰かが悪用しなければ大丈夫だと思いたい。多分。
度々書くけど私は夢追さんにも追っ翔にも悪意も敵意も無いですからね。前と同じように推すまでには至らないけれど、一応応援はしているというか頑張って頂かないと困る。にじFesのネットチケットがあるなら買おうと思ってるので少なくともそこでは良い物見せてほしい。私も精進するから。そんな気持ち。傲慢だけども。
そしてこれはそんな私の気合いの入れ直しにして何があったかの記録であり、社長を褒める為だけの記事。そこんとこ、何卒宜しくお願いします。

結論

加賀美ハヤト、最高だな。

これです。これに尽きる。本当に毎回、毎日更新してきやがる。何だこれ。
そこまでしなくていい、そんな簡単に出来るもんじゃない、配信してくれれば充分だし休みたけりゃ休んだっていい。
こんな少数派への配慮が無くなっても、そりゃそうだ本来なら配慮される方がおかしいもんなとしか思わないからどうか無理をしないでほしい(と私だけが言ってもどうしようもないんだろうけど一応書いておく)。

ライバーをする上での不条理は沢山ある(仕事とか社会ってどうしたってそういうものなので)だろうけれど、社長はネガティブな面を極力表に出さないようにしてくれるのは大変ありがたいので、今後も美味しく頂ける物を頂こうと思います。
毎度毎度長々と申し訳無い。でも語っておきたかった。煩い信者で申し訳無い。本当に社長には何回も救われています。ありがとう。
いつも私の文章を読んでくれたり感想をくれる方にも感謝します。とても励みになります。

色々あった(今もちょっとある)けれど、ひとまず社長も夢追さんも潜在株主も追っ翔も、それぞれがそれぞれの平穏と配信を楽しめることを祈っています。

2020/11/21 夕星

感想文夢追翔

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