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 プロフィール・説明Twitterマシュマロ

【ご注意】
・ボイス台本っぽい何か
・妄想願望捏造何でもあり
・ハヤトハヤトはあんまりしてない
・尺なんて気にしない
 
・友情出演:SMC組、le jouet
・特記無い「」は加賀美の台詞
 
・ご了承の上どうぞ!

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【Track1】
○学校の教室(休み時間)
  自分の机で加賀美の曲を聞いている主人公。安いイヤホンなので音は悪い。
  SE:チャイム(予鈴)
 
  聞き手が気付くように、少し声を張って
「あの、ちょっと。もしもーし!」
  聞き手、イヤホンを外してから曲を止める。
 
「(怒ったような厳しい口調で)ようやく気が付きましたか。もう予鈴が鳴っていますよ。
 幾ら休み時間中だからって、教室で音楽を聴くのはどうかと思います」
「……は? いえいえ、良い曲だからとかは関係ありません。少し音漏れしていましたし、周囲の迷惑ですよ」
「……いえ、結構です。幾ら勧められても、そういう曲は……」
「(少しトーンを落とす)ロックとか……僕は、興味が無いので」
 
「(気を取り直して)とにかく、次に見付けたら生徒指導の先生に報告しますからね」
「……当たり前でしょう。僕は学級委員ですからね。風紀と規律を守る見本とならなくては」
  自慢げに鼻で笑う(実際は皮肉と自嘲)。
 
「さ、分かったら早く次の授業の準備をしてください。
 ……えっ、また教科書忘れたんですか? 何回目ですか? 宿題も? 本当に反省してます?
 大体いつもあなたは授業中も居眠りばかりじゃないですか、大方動画やゲームで夜更かししているんでしょう? まったく……」
  ねちねちお小言を続けながらフェードアウト。
 
 
 
【Track2】
○繁華街(夕方)
  連れの女生徒と歩きながら楽しげに会話をしている。
  駅に到着する。
 
女生徒1(葉加瀬)「あ、私達こっちだから、ここでお別れかな?」
女生徒2(夜見)「今日は楽しかったねぇ! こっちの方初めて来たけど、可愛いのいーっぱいあった!」
女生徒1「付き合ってくれてありがとう! また来ようね!」
女生徒2「ばいばぁーい!」
 
  2人の声が遠ざかっていく。
  聞き手も帰ろうとすると、前方から声が近付いて来る。
 
バンド仲間1(夢追)「いやー今日のリハ良かったねー(など雑談)」
バンド仲間2(緑仙)「この調子なら良いの録れんじゃない?(など雑談)」
  加賀美も一緒に雑談(タメ口)していたが、途中で聞き手の存在に気付く。
  2人の会話に少し被せ気味に小声で
「……っ! なんで……っ!?」
 
バンド仲間1「あれ? どしたハヤトー?」
「い、いや、ちょっと、わ、忘れ物を……!」
  仲間2人も聞き手に気付き、何かを察してニヤニヤする。
バンド仲間2「あれれー? もしかして知り合い?」
バンド仲間1「あっちも驚いてるねぇ。秘密にしてたんだ?」
バンド仲間2「あーあ、バレちゃったかー」
「う、うるさいっ……!」
  加賀美、聞き手に近寄るとその手を取って引いて行く。
「……ちょっと、話しよう」
バンド仲間1・2「「ごゆっくりー」」
 
 
○路地裏
  繁華街よりは静かな場所に移動しながら
「(小声)くそ、この辺なら誰にも会わないって思ってたのに……」
「(諦めの溜息)」
  切り替えるように聞き手に向き直るも、動揺で口調が安定しない。
  苦渋を滲ませながら
「ええと、何から説明……しようか……」
「と言っても、見ての通り……そう、まぁ少し、音楽やってて……歌とか、歌ったり」
「…………頼む。他の人には、言わないで……ください」
「なんでってそりゃ…………色々、あるから……」
 
  聞き手、交換条件を持ち掛ける。
「……え、歌聞かせてくれたらって……いや、それはちょっと……」
「……は、はい、そりゃあ、黙ってて貰わないと困り、ます」
「……分かった。少しだけ、なら」
 
 
 
【Track3】
○カラオケ
  加賀美、何曲か歌う(自分の曲以外)。
  その後、諦めと吹っ切で完全にタメ口になる。
 
「あー……そろそろ満足した?」
「そう、歌うと別人だってよく言われる。
 だから動画とか出しても全然バレないけど、この前君があの曲聞いてた時は心臓止まるかと……」
  暫し沈黙。聞き手はずっと気付いていなかった。
「……え、まさか今気付いt……
 しまった、てっきり分かってて脅したのかと……!」
 
「(咳払い)と、とにかく。とにかく約束通り付き合ったんだから、俺のことは……」
「……え、隠す理由? そりゃあ……らしくないだろ、こんなの。一応、優等生の加賀美ハヤトで通ってる訳だし。それに……」
「…………(溜息)」
「……父の仕事や今後のことを考えたら、大っぴらに出来る訳が無い。……でも」
「それでも、好きなんだ。……歌うのが、本当は、とても」
「だから、さ。このことは秘密にしててよ。……ね?」
 
  聞き手から「貴方自身の歌を聞きたい」という交換条件を出される。
「……俺の歌?」
「……まぁ、そうなるよね。ここまで来たらしょうがないか……じゃあ、本当にこれで最後だよ?」
  カラオケの機器を操作し、自分の端末からオケを流す。
「本収録前の新曲だから、後で感想聞かせてよね」
  曲が流れる。
 
 
 
【Track4】
○学校の教室(休み時間)
  SE:チャイム(予鈴)
 
  再度優等生口調だが、Track1よりは刺が無い。
「最近教室でイヤホンをしなくなりましたね。感心感心。
 その調子で勉学に励みましょう。学生の本分は学業ですからね」
「もう授業が始まりますが、ちゃんと宿題はやって来ましたか? 教科書など忘れてはいませんか? 今日という今日は見せませんからね?」
 
  聞き手、問題無いと答える。
「(ギャップ激しく)良く出来ました。……なんて言うと思いましたか?
 こんなことはやって当然、出来て当然です。小学生じゃないんですから、まず他人に注意される方がおかしいと思って下さいね」
「……それから」
 
  顔を寄せて小声で
「あのイヤホン、買い替えをオススメします。例の曲をそろそろ公開するので、折角だから良い音で聞いてください」
「……どれを買ったらいいか分からない? 仕方ありませんね。
 後で僕のスペシャルなイヤホン、教えますよ」

台本SMC組le jouet

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