Menu Pick Up!
- 加賀美ハヤト非公式歌リスト
- 加賀美ハヤト非公式用語集
- ミニノベルゲーム『あなたはねこです。』

- 今一度、『WITHIN』の話をしよう。

Recent
 推しのライブが映画になったから見てきた
 ROF-MAO『フルカウント』に見る「にじさんじ甲子園」と野球要素
 軽い気持ちでデュエプレGPに行ったら“ライブ”を感じた話
 ROF-MAO 1stライブの『ぶっ生き返す!!』にぶっ生き返された経緯とか
 『8番出口』実況に加賀美ハヤトの大体全部が詰まっていた話

Category まとめゲーム台本小説感想文
Tag ChroNoiRPIERCEROF-MAOSMC組SitR福岡TCGVJCWITHINle jouetにじFes2021にじさんじARK戦争にじさんじ甲子園にじロックゆめおさんちの今日のご飯イブラヒムエクス・アルビオクロウゲーム実況ゼルダの伝説ダブルスリーブチーム321デュエプレトレモロムーンプログラムボイスライブラジオ卯月コウ夜見れな夢追翔大会月刊加賀美ハヤト渋谷ハジメ社築緑仙自作動画花畑チャイカ葉加瀬冬雪葛葉誕生日遊戯王???

Author
 プロフィール・説明Twitterマシュマロ

【ご注意】
・ボイス台本っぽい何か
・妄想願望捏造何でもあり
・ハヤトハヤトはあんまりしてない
・尺なんて気にしない
 
・友情出演:SMC組、le jouet
・特記無い「」は加賀美の台詞
 
・ご了承の上どうぞ!

続きを読む

【Track1】
○学校の教室(休み時間)
  自分の机で加賀美の曲を聞いている主人公。安いイヤホンなので音は悪い。
  SE:チャイム(予鈴)
 
  聞き手が気付くように、少し声を張って
「あの、ちょっと。もしもーし!」
  聞き手、イヤホンを外してから曲を止める。
 
「(怒ったような厳しい口調で)ようやく気が付きましたか。もう予鈴が鳴っていますよ。
 幾ら休み時間中だからって、教室で音楽を聴くのはどうかと思います」
「……は? いえいえ、良い曲だからとかは関係ありません。少し音漏れしていましたし、周囲の迷惑ですよ」
「……いえ、結構です。幾ら勧められても、そういう曲は……」
「(少しトーンを落とす)ロックとか……僕は、興味が無いので」
 
「(気を取り直して)とにかく、次に見付けたら生徒指導の先生に報告しますからね」
「……当たり前でしょう。僕は学級委員ですからね。風紀と規律を守る見本とならなくては」
  自慢げに鼻で笑う(実際は皮肉と自嘲)。
 
「さ、分かったら早く次の授業の準備をしてください。
 ……えっ、また教科書忘れたんですか? 何回目ですか? 宿題も? 本当に反省してます?
 大体いつもあなたは授業中も居眠りばかりじゃないですか、大方動画やゲームで夜更かししているんでしょう? まったく……」
  ねちねちお小言を続けながらフェードアウト。
 
 
 
【Track2】
○繁華街(夕方)
  連れの女生徒と歩きながら楽しげに会話をしている。
  駅に到着する。
 
女生徒1(葉加瀬)「あ、私達こっちだから、ここでお別れかな?」
女生徒2(夜見)「今日は楽しかったねぇ! こっちの方初めて来たけど、可愛いのいーっぱいあった!」
女生徒1「付き合ってくれてありがとう! また来ようね!」
女生徒2「ばいばぁーい!」
 
  2人の声が遠ざかっていく。
  聞き手も帰ろうとすると、前方から声が近付いて来る。
 
バンド仲間1(夢追)「いやー今日のリハ良かったねー(など雑談)」
バンド仲間2(緑仙)「この調子なら良いの録れんじゃない?(など雑談)」
  加賀美も一緒に雑談(タメ口)していたが、途中で聞き手の存在に気付く。
  2人の会話に少し被せ気味に小声で
「……っ! なんで……っ!?」
 
バンド仲間1「あれ? どしたハヤトー?」
「い、いや、ちょっと、わ、忘れ物を……!」
  仲間2人も聞き手に気付き、何かを察してニヤニヤする。
バンド仲間2「あれれー? もしかして知り合い?」
バンド仲間1「あっちも驚いてるねぇ。秘密にしてたんだ?」
バンド仲間2「あーあ、バレちゃったかー」
「う、うるさいっ……!」
  加賀美、聞き手に近寄るとその手を取って引いて行く。
「……ちょっと、話しよう」
バンド仲間1・2「「ごゆっくりー」」
 
 
○路地裏
  繁華街よりは静かな場所に移動しながら
「(小声)くそ、この辺なら誰にも会わないって思ってたのに……」
「(諦めの溜息)」
  切り替えるように聞き手に向き直るも、動揺で口調が安定しない。
  苦渋を滲ませながら
「ええと、何から説明……しようか……」
「と言っても、見ての通り……そう、まぁ少し、音楽やってて……歌とか、歌ったり」
「…………頼む。他の人には、言わないで……ください」
「なんでってそりゃ…………色々、あるから……」
 
  聞き手、交換条件を持ち掛ける。
「……え、歌聞かせてくれたらって……いや、それはちょっと……」
「……は、はい、そりゃあ、黙ってて貰わないと困り、ます」
「……分かった。少しだけ、なら」
 
 
 
【Track3】
○カラオケ
  加賀美、何曲か歌う(自分の曲以外)。
  その後、諦めと吹っ切で完全にタメ口になる。
 
「あー……そろそろ満足した?」
「そう、歌うと別人だってよく言われる。
 だから動画とか出しても全然バレないけど、この前君があの曲聞いてた時は心臓止まるかと……」
  暫し沈黙。聞き手はずっと気付いていなかった。
「……え、まさか今気付いt……
 しまった、てっきり分かってて脅したのかと……!」
 
「(咳払い)と、とにかく。とにかく約束通り付き合ったんだから、俺のことは……」
「……え、隠す理由? そりゃあ……らしくないだろ、こんなの。一応、優等生の加賀美ハヤトで通ってる訳だし。それに……」
「…………(溜息)」
「……父の仕事や今後のことを考えたら、大っぴらに出来る訳が無い。……でも」
「それでも、好きなんだ。……歌うのが、本当は、とても」
「だから、さ。このことは秘密にしててよ。……ね?」
 
  聞き手から「貴方自身の歌を聞きたい」という交換条件を出される。
「……俺の歌?」
「……まぁ、そうなるよね。ここまで来たらしょうがないか……じゃあ、本当にこれで最後だよ?」
  カラオケの機器を操作し、自分の端末からオケを流す。
「本収録前の新曲だから、後で感想聞かせてよね」
  曲が流れる。
 
 
 
【Track4】
○学校の教室(休み時間)
  SE:チャイム(予鈴)
 
  再度優等生口調だが、Track1よりは刺が無い。
「最近教室でイヤホンをしなくなりましたね。感心感心。
 その調子で勉学に励みましょう。学生の本分は学業ですからね」
「もう授業が始まりますが、ちゃんと宿題はやって来ましたか? 教科書など忘れてはいませんか? 今日という今日は見せませんからね?」
 
  聞き手、問題無いと答える。
「(ギャップ激しく)良く出来ました。……なんて言うと思いましたか?
 こんなことはやって当然、出来て当然です。小学生じゃないんですから、まず他人に注意される方がおかしいと思って下さいね」
「……それから」
 
  顔を寄せて小声で
「あのイヤホン、買い替えをオススメします。例の曲をそろそろ公開するので、折角だから良い音で聞いてください」
「……どれを買ったらいいか分からない? 仕方ありませんね。
 後で僕のスペシャルなイヤホン、教えますよ」

台本SMC組le jouet

感想を送る